Case 01
グループ全体のイメージ統一を
起点としたブランディングで、
自社求心力を向上。
株式会社テオリアホールディングス 様
Corporate Branding Project
企業概要
テオリアグループは、シロアリ予防・駆除を専門事業として断熱リフォーム、住宅診断(インスペクション)、木製エクステリアを中心に、日本の住宅を裏で影で支える住宅保全を行う会社。創業42年、関東一円、長野県全域を中心に実績数25万件を誇り、テオリアグループ全体で100名のスタッフが日々研鑽を積み、自社施工にこだわり、真面目で誠意ある対応で「信頼」で選ばれています。
TEORIA GROUP
- 株式会社テオリアハウスクリニック様
- 株式会社テオリアランバーテック様
- 株式会社テオリアライフテック様
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「ここだったら
うちに合うかもしれない」という
直感的な感覚を受ける。これまで外部専門機関とブランディングに取り組まれてこれられましたが、思うようにイメージ構築が図れず、自社らしさの模索を続けておられました。そんな中、今一度ブランド再構築にあたり、担当幹部がネット検索で様々な企業を検討された結果、弊社BRESTのサイトに辿り着き「ここだったらうちに合うかもしれない」という直感的な感覚を受けお問い合わせいただきました。
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「自社への求心力向上」と
「過小評価への改善」現状では、ブランディングに対する考え方や必要性は感じているが、ディスカッションの域を超えられず、アウトプットやコンセプトをビジュアルに落とし込む方法が見えない状態でもありました。初回ヒアリングの中で、課題として見えてきたことを集約すると、
- 社員をはじめとした関係スタッフが、もっと自社に誇りを持てるようにしたい。
- グループ全体でのイメージ統一が図れておらず、外部から見た印象が過小評価されている。
の2点が浮き彫りになってきました。
Branding Process
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01
コンセプトメイキング
まずは、グループの全体像を把握し事業内容や業務フローを共有するために、コアメンバーでディレクションを重ね、また社員からのヒアリング実施などで別角度からも会社の現状を認識一致を図っていきました。
同時に他社動向を調査する中で、やるべきことが見えてきました。-
Point 1
呼称の統一
「関東白蟻防除株式会社」から「テオリアハウスクリニック」に数年前に社名変更を行なっており、社内スタッフ間や関係会社間で新社名が浸透していなかったり、社名変更後も「旧関東白蟻」と呼んでいたり、「テオリア」もしくは「ハウスクリニック」など、個人個人でバラバラな呼び名が飛び交っていました。
まずは、自分たちがどう呼ぶか、どう呼ばれたいかを決めなければ、外部からの呼ばれ方も混乱を招くため、ネーミングからブランド構築の根幹を整理する必要がありました。
そこで、グループ全体を「TEORIA(テオリア)」として確立する方向で動き始めました。 -
Point 2
らしさの在り処
シロアリ駆除を行っている会社は様々なスタイルがあり、営業だけを行なって、その後の駆除作業は外注先のよくわからない人が来る、そして法外な値段を請求するといった時には悪徳業者と言われる会社も存在しているのが事実でした。テオリア様の場合、専門の資格取得や社内研修体制もしっかりしており、何より自社職人が“手をかけて”直接施工し、信頼を得ていることが当たり前に行われていました。
“人”と“手”、ここにテオリアらしさが存在しており、よりフォーカスしてイメージ構築を図ることをブランディングの核と考えました。 -
Point 3
ブランドコピー開発
WORKSTANCEブランドコピー
まずは、職人が手をかけて、丁寧に施工している部分を表現すべく、WORKSTANCEブランドコピーの開発を行い、“手をうち、手をかけ、手をさしのべる”と策定しました。
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先に手を打つ。
後手より先手がいいに決まっている。“悪くなってから直す”から、“悪くなる前に予防する”という考えで現場を捉え、先に手を打ち行動します。
だって、この先も今の住まいを活かしてほしいから。 -
丁寧に手をかける。
とりあえず今が良ければという場当たり的な作業ではなく、長期的視点に立って、皆さまの住宅がより良いものとなることを念頭に仕事にあたります。
だって、丁寧に手をかけたものには愛着が生まれるから。 -
未来へ手をさしのべる。
何ごとも自分の力だけでは限界がある。家を守ることもそう。家を建てるアドバイザーはいても、家を守るアドバイザーはなかなかいない。
私たちは、長年の実績と経験から未来を見据えてリードする正しいプロパートナーでありたい。
だって、頼ってもらえるとうれしいから。
BRANDMISSION
続いて、自分たちが行っている事業に対しての捉え方も明確にするため、BRANDMISSIONとして「Understage Hero」土台を支える英雄としての誇り。と策定しました。
ヒーローと聞いて、みなさんどんなイメージを浮かべるだろうか。
強くて、勇気があって、みんなの憧れとして表舞台にいる、そんな存在だろうか。
私たちテオリアグループは、決して派手さはなくても、「人の」「街の」「地球の」お役に立っているという強い信念と自負を持ち、裏舞台で活躍する“縁の下の力持ち”として誇りをもって家の土台を支えている。そんな仕事を現場で判断していただきたい。 -
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Point 4
キービジュアルの策定
グループ全体のベースとなるCI、リクルートを中心としたVI、事業内容に応じたキャラクターを体系的に構築し、訴求ターゲットに応じて設定しました。
ロゴ
グループ全体の呼称統一に合わせて、ロゴデザインのグループ統一化。
TEORIA = 観照
住まいのあり方をみつめ、
そこで生活する方の人生を照らすグループ会社それぞれの強み(角度から)住まいのあり方をみつめて、生活者の人生が充実したものになるように照らす。そんな想いが、ロゴに表現されています。七角形をベースに、立体住宅が浮き上がるライン構造を軸としています。そこにポリゴンデザインによって「形」と「色」の変化をもたらせながら、同時にグループ全体の一体感も感じさせるデザインとしております。
キービジュアルA
仕事現場や業務で行う手の仕草や動きを撮影し、WORKSTANCEのコピーと連動したイメージで撮影。
キービジュアルB
BRANDMISSIONのコピーと連動したビジュアルイメージも、裏で影で支える仕事を表現するため、職人の後ろ姿で表現。
キービジュアルC
事業内容をより伝わりやすくするために、各事業毎にキャラクターを立ち上げ。
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02
展開
ブランドコンセプトをベースにコーポレートサイト、リクルートサイト、各事業毎のサービスサイト&販促ツールに落とし込み、それぞれに繋がりを持たせて、点から線、そして面の展開を図り、体外的にも内部的にもTEORIAGROUP全体のイメージを確立しております。
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03
今後
より市場に浸透させていく段階では、必要な媒体や広告戦略に基づき、検証と改善を繰り返しながら、相手から寄りつきたくなるような発信を進めております。
また、働く環境への改善として、ワークファッションやオフィスデザインの見直しにも着手しております。
ブランディングを経て
「WEBをはじめ、リブランドしたツールを公開してから対外的に非常に評判が良い!」南山社長
「応募者からの反応が明らかに変わり、これまでよりも会社に興味をもって来てくれる」採用担当
とのお言葉をいただいており、今後は、より一層コンバージョンを高めていく段階へ入っております。