普段、気になった言葉をたまに手帳に書いてみたりする。
以前書いてあった言葉が非常にいい。
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「一切の理論は灰色で、緑なのは生活の黄金の木だ」
ゲーテ格言集より
毎日の些事。食・通勤・靴の感触・人との付き合い・言葉
オフィスから見える空・人のために買うもの・乾杯。
そうしたことの一つ一つに鮮やかさを感じられるなら
人生は何かのためにある道ではなく、
すでにそれ自体が黄金であり、
辿り着いているのだ。
焦らずに生活に実感を得ることだ。
その実感を理想と等しく大切にすることだ。
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過去にとらわれたり、未来にばかり思考がかたよったり、
結局今、目の前にある何気ないけど大切なものに、
気づかず、通り過ぎていくということはどこか空しく、
「今」に感じ、「今」を噛みしめることが、
いかに大事なのかということだろう。
特に、僕のような「前のめりな」性格には、
心に響く重みのある言葉だ。