僕の予定で恐縮ですが、
7月22日〜7月31日まで海外出張しております。
その間、ご連絡がとれなくなってしまいますが、
よろしくお願い致します。
また、別件ですが、
8月6日に開催予定のセミナー記事になります。
Monthly Archive: 2013年 7月
クライアントが100社あるとする。
その時、
サービスを提供する側(企業)が
単に100あるうちの1つだからと考えて接すると、
瞬時に関係は崩壊する。
なぜか、
相手(サービスを受ける側)にとっては、
1社のうちの1社だから。
サービスを受ける側とサービスを提供する側での
感覚の隔たり。
この隔たりの中に、信頼を築くチャンスとリスクが
存在していると思う。
特に、急に伸びている会社や、
仕事量やお客さんが多くなって、
こなすようにさばくように仕事をしだすと、
1:1の感覚と大切さを見失うのだと思う。
それは、コンビニでも飲食店でも美容室でも
どんな職業でも。
これは企業間だけの話でもなく、
例えば、100人いるパーティで、100人いるうちの単なる1人と
捉えて接するのと、
目の前にいる1人のうちの1人として接するのでは、
相手にすぐにその感覚は伝わるもの。
伸びている会社、魅力的な人、よいサービスを与えてくれるところは、
これが自然とできている。
そうであれるように、見失わないように。
備忘として書き留めておく。
例えば、こう考えてみる。
前提
−−−
A=ブランド力がない。 B=ブランド力がある。
どちらも同じ商品。
−−−
A不動産屋がある物件を紹介すると、たいして魅力的に映らないのに、
B不動産屋が紹介すると、魅力的に映る。
A建築会社が建てると、他社だともっと良い物を作るのではと思うのに、
B建築会社が建てると、さすが先端と感じる。
セレクトショップAに置いてあると、目に留まらなかったものが、
セレクトショップBに置いてあると、おっ! と目に留まる。
雑誌Aに載っていると、欲しいと思わなかったものが、
雑誌Bに載っていると、欲しいと思う。
Aさんがデザインすると、たいして良く見えなかったものが、
Bさんがデザインすると、なぜか良く見える。
これがブランドだと思う。
(同じものなので極端だが)
じゃあ、
そこにあるものは、何か。
「期待値」
あの会社がすることだったら、
あの店が選ぶものだったら、
あの人がつくるものだったら、
と、
すでに勝負する前に、決着はついている。
同じものなのに、Aは損をして、Bは得をする。
じゃあ、
この期待値を相手に与えるにはどうしたらいいか。
要素はひとつではないと思う。
例えばそれは、積み重ねであり、バックボーンでもある。
それらが、イメージとなり、期待値として、
人の感覚にしみこまれる。
積み重ねは、一貫性やブレない姿勢であり、
バックボーンは、ストーリーや、基礎、
経歴や学歴だと思う。
学歴や経歴が一昔前より関係ない時代だと言われているが、
たしかにそのとおりだと思う。
いい学校を出たからといって、いい会社に入ったからといって、
幸せになれるかといえば、それはイコールではない。
ただ、
もし子供に、この時代に「なぜ勉強しなければいけないのかと」
聞かれれば、
期待値の話をしようと思う。
株式会社 Crasim 様
(http://www.brestbrand.com/products/株式会社crasim/)
暮しを楽しむ=クラシ、タノシム。がコンセプトのリノベーションと
アンティーク家具に特化した住空間の提案を行う会社。代表の木村さんは、
ディティールに大変こだわりをもっており、その細部へのこだわりが
お客様へ満足を与えてくれるでしょう。施工事例は、これから随時アップされます!
PG:Kayo Higashi、Hiroki Kuroda
D : Kayo Higashi
CD : Kayo Higashi、Shuichi Miya
DF : BREST Inc.
CL : Crasim Inc.
株式会社 宮泉 様
(http://www.brestbrand.com/products/株式会社-宮泉/)
加賀で伝統を引き継ぐ「柿の葉寿し」のネット通販の
オンラインショッピングサイトを制作させていただきました。
宮泉3代目就任とともに、顧客ニーズへの対応を考慮し、
これまでの電話やFAXでの受注と並行し、WEB環境を整えられました。
柿の葉寿しをご要望に合わせて、好きな枚数・好きな種類を折り詰めに入れていく
仕様になっております。美味しいです!
PG : Kayo Higashi、croof Kyohei Shibano、Hiroki Kuroda
D : Kayo Higashi
CD : Kayo Higashi、Shuichi Miya
P : MOv Naoki Myo
DF : BREST Inc.
CL : kyusen Inc.
株式会社 浜田鉄工所 様
(http://www.brestbrand.com/products/株式会社-浜田鉄工所/)
鉄工所というと女性や子供が近づきにくい、男くさいイメージがあったので、
ロゴ制作と合わせて、ゆるキャラ「鉄ちゃん・工ちゃん」のご提案を
させていただきました。イメージキャラが、おじさんボイスで、
取っつきにくい専門業務をわかりやすく説明しております。
鉄工所らしくない、”ハズし”を意識しております。
歴史を受け継ぎ、しっかりした内部体制のもとこれからの発展が楽しみな会社です!
PG : Kaory Yoshimoto
D : Kaory Yoshimoto、Kumiko Yoshimura
CD : Kaory Yoshimoto、Shuichi Miya
P : MOv Naoki Myo
DF : BREST Inc.
CL : hamada iron works Inc.
社会福祉法人 牧羊福祉会 様
(http://www.brestbrand.com/products/社会福祉法人-牧羊福祉会/)
穴水町で能登穴水聖頌園を中心に、総合的に介護福祉サービスを提供されており、
今回、ロゴ、HP、求人案内パンフの制作をさせていただきました。
4拠点ある施設は、どこも自然豊かな気持ち良い環境にあり、施設の説明だけでなく、
近隣の環境も伝わるようなサイトコンテンツがございます。
お仕事をさせていただく中で、「福祉介護のプロ仕事」と肌で感じました!
PG : Kumiko Yoshimura
D : Kumiko Yoshimura、chaco
CD : Shuichi Miya、Kumiko Yoshimura
P : MOv Naoki Myo
DF : BREST Inc.
CL : bokuyoufukushikai social welfare corporation
なぜ、企業はブランディングやデザインを良くする必要があるのか?
結論。
「矢印」を変えたいから。
具体的には、
・営業しなくてもお客さんから来てくれる。
・一緒に働かせてください。雇ってください。という人がどんどん来る。
・価格競争に巻き込まれずに、選んでくれる。
・もっとお近づきになりたくなる。
・広告しなくてもいい。
・依頼することがなくても、ネタを作ってまででも仕事を依頼したくなる。
会社 → お客様
↓
会社 ← ファン
じゃあどうすれば、矢印を変えられるか。
例えば、異性に好かれたいと思った時、
ファッションや髪型を気にしたりする。
何にも気にしていなければ、相手を不快にさえさせてしまうから。
それもバランスで全身ユニクロでも安っぽいし、
全身GUCCIでもキモい。
そのサジ加減は、企業デザインにも共通する。
極論を言えば、この時代にHPを持っていなければ、素っ裸で歩いているも同然、
企業の営業ツールが昔のままであれば、古くさい人と思われて当然。
しかし、それ以上に大切なことは、
どんな性格で、どんな考え方なのかを知ってもらわなければいけない。
相手にそれが伝わらない限り、土俵にも乗らない。
だから、企業も自社の考え方や、事業内容を適切に伝える必要がある。
それさえ、上手く伝えていないとすれば、試合放棄状態。
伝えるためには、
「魅力」を出せばいい。
じゃあ、どうすれば、魅力が出るか。
「個性」を出せばいい。
じゃあ、どうすれば、個性が出るか。
「らしさ」を出せばいい。
じゃあ、どうすれば、らしさがでるか。
「キャラ」を出せばいい。
他にはない、会社会社でキャラは、絶対あるはず。
それを見つけて、出してあげることがブランディングだと思う。