年末年始のお休みは、12月30日〜1月4日です。
本年も大変お世話になり、本当にありがとうございました。
年末になると、
「来年は誰と出会い、なにをしているのか」と
考えたりしてワクワクします。
当然ですが、
今この時点ではまだわからないけど、
来年の今はわかっていますからね。
それがおもしろい。
今後とも引き続きのご愛顧のほどよろしくお願い致します。
p.s.
BRESTサイトのTOPが冬限定で粉雪が降ってます。
↓
Monthly Archive: 2011年 12月
最近の制作事例(WEB・GRAPHIC TOOL etc.)については、現在取りまとめており、
年内にはBRESTサイトのWOKSにアップしたいと思っております。
また、先日告知しておりました、エステック不動産投資顧問株式会社様の
HPが完成しアップされましたのでぜひご覧下さい。
最近の会社のスタンスを見ると、
大きく分けて二つあるんじゃないかと思う。
ひとつは、「売上を上げようとしている会社」
もうひとつは、「ブランド力を上げようとしている会社」
似ているようでこの二つには実際の行動(プロセス)に大きな隔たりがある。
前者は、HPや広告媒体、チラシなどを見ればそのスタンスは明らか。
前のめり気味に、割引やプレゼントや◯◯サービスなど、
目先ですぐに来てほしい、問い合わせてほしいとアピールしている。
会社は、必要固定費と返済原資を出すための粗利を求めることは当然で、
そのような行動をとってしまうのも自然な行動ではあるが…。
後者は、一見利益を出すためには遠回りな感じがするが、
実は急がば回れで、時間差があれど必ず結果がついてくる。
そもそも「ブランド力を上げる」とはどういうことか。
僕はこう思う、
「赤ちゃんを抱っこするような感覚」
大事に大事に、落とさないように、傷つけないように、力を入れすぎないように…
扱う。
ということじゃないかと。
それは、企業から発せられるFAX用紙一枚、電話の声ひとつ、書かれた文字ひとつ…
の扱いの積み重ねから創られる。
もし目先の売上を上げることに躍起になって、ブランドを雑に扱ってしまえば、
傷つき、そして、いずれ壊れてしまう。
BREST創業当初、当社について雑誌に載せていただく機会があった。
そのとき、ディレクターに取材いただき、200文字程度の文章が上がってきた。
僕がイメージしているそれとはあまりに違いがありすぎて、
結局自分で書き直した経験がある。
もしそのまま、ノーチェックで出されることを考えると怖い。
僕たちの仕事は、企業にとって非常に繊細かつ大切な部分について
お任せいただいている。
ということを肝に銘じたい。
現在、制作させていただいている
「エステック不動産投資顧問株式会社」様のHPの公開が
まもなくとなりました。(H23.12.19予定)
エステックさんは、おもてなしの心が行き届いたすばらしい会社です。
今回、社長にインタビューさせていただいた記事を、先行で公開いたします。
不動産業界というのは、結構怪しく見られたり、胡散臭そうなイメージを持たれている方が多いのではないかと思います。当社も「エステック不動産投資顧問株式会社」という長い名前からも、よく疑われます(笑)。
ですが、疑われてもいいと思うんです。まずは正しいことを真面目に、そして自分たちが真剣に仕事に取り組んでいる姿を見ていただいて、それから判断してもらえばそれでいいと思います。「信用してください」と最初に言う人ほど信用できない。今日明日には何も生まれなくても、常にお客様のことを考え続けること、またその姿勢を貫くことから本当の「信用」というものが生まれてくるのだと思います。
当社は宅建協会の書式は使わないんです。お客様にお渡しする契約書や重要事項説明書、また調査報告書などは、決まった画一的なフォーマットではなく、すべて自社のオリジナルを使っています。
お客様にお渡しするそれらすべての書類は、我々にとって最大の「見せ場」であり、この「見せ場」を宅建協会とは言え、他人が作ったものを手渡すということ自体、プロとして恥ずかしい行為だと当社は考えております。
お客様は宅建協会が作ったと知れば、公共性や信用性が高い団体ですから誰も一字一句を確認しないんです。しかし、当社オリジナルと知ればお客様は心配になったり、不安になったりしてしっかり確認しますし、当社もお客様に安心していただくために一つひとつをしっかりご説明させていただきます。
当社に依頼していただいた方々に最大限のご対応、ご満足を提供したい。それは書式一つであっても、ご来客いただいた時の接客、事務所の雰囲気一つとっても、気持ちを込めていきたいし、それを感じてほしい。
当社は、お客様に対する業務水準を維持向上させるマニュアルはありますが、お客様への提供方法や表現に関する規則やマニュアルなどはほとんどなく、社員の自主性に委ねています。
それは、人それぞれやり方や好みやスタンスが違うわけで個性を潰したり、押さえつけたりはしたくないんです。
アンダースローの人に、オーバースローで速球勝負しろ!と私の好みで押し付けても個性やリズムを失うだけで、お客様にとっていい成果につながらないと思うんです。たとえ、アンダースローで球速が遅くても確実にストライクが入り、三振がとれるようにどうすればなれるかを考えることが重要だと考えています。
(※色々な企業を見てきたインタビュアーから見ても、みんな幸せそうに感じますし、実際そうだと思います。お世辞じゃなく笑)
我々は、お金をいただいて仕事をさせていただいている以上、最高の能力を提供するためにも、最高の脳の状態を維持し、発想し続けなければなりません。そのためには、3つや4つの案を考えて難しそうだからと諦めるのではなく、何百、何万通りも考えてそれでも案がよくなければよい案がひらめくまで考え続けなければいけないんです。
人は「できない」と簡単に言いますが、「できない」と言い切るには何億通りの案を考えて、初めて出せる答えだと思います。そう考えると「できる」というほうが理論上簡単なはずなんですね。
つまりそこまでして、最善のご提案ができるのだと考えています。そのためには、事務所で煮詰まって考えていてどうしようもなければ、別に温泉につかって考えていてもいいですし、高原で頭をリセットして考えるのもいいと思います。お客様は我々の脳に期待している訳であり、夜討ち朝駆けの熱血営業を望んでない訳ですから、それが良い仕事に繋がると信じています。
ただ、それができるのも、一緒に働いているメンバーの責任と自主性がしっかりしているからだと思います。