9月, 2009 | BREST Weblog / by Shuichi Miya
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Monthly Archive: 2009年 9月

0929

会社に勤めていたときは、

見積ひとつ提出するもの、

金額交渉になっても、

出して話をするのは担当の自分でも、

すべて所在は会社にあった。

「会社としてこれが限界です」

「上司と相談してきます」

「本部に上げてみないと」

それが、雇われなくなると

全て自己にかかってくる。

金銭的なことだけでなくても

良いこと、悪いこと、うれしいこと、くやしいこと

すべてが自分にかかってくる。

でもそれが、したかった。

うれしさも、くやしさもそのブレ幅は半端ではない。

だから、もっと信用をつけていきたい。

そのためには、実績をつくらなければ。

実績をつくるには、

今目の前にあることに全力を出す。

0927

商売の基本として「安くていいもの」というのがある。

たとえば、最近ユニクロでも森下公則とのコラボでアイテムをリリースしていたり、

ジル・サンダーのコレクションを「+J」が間もなく発売されようとしたりしている。

森下氏のユニクロアイテムにしてもユニクロのタグは一切ついておらず、

独自のブランドの価格からすると、数分の一の金額でその質感を味わうことができる。

オリジナルブランドとコラボブランドとの違い(値段の差、価値の意味づけ)を

出すことが今後難しくなるくらいのことがおきている。

人は割安感を感じた時に、購買意欲がかき立てられる。

飲食にしても、そう。

例えば、プラチナポークを使ったカツ丼が500円だったら割安感を感じる。

ただ安いからというわけではなく、3万円の懐石料理が一見すると高いと感じても、

その使われてる素材や調理方法、伝統や飲食空間を聞いたり感じたりすると

安いと感じることもある。

トヨタのレクサスが国内では高級ブランドとして販売されているが、

それが世界基準でみると、それだけの創りと質感で1,000万円でも

他メーカーのそれと比べると割安感を感じることと同じ。

要は、その値段だけみて安いとか高いとではなく、

他と比べてみてどうかという問題になってくる。

洋服や飲食や車、住宅などは、比較対象が実生活の中であるのに対して、

デザインやアート、ソフトウェアコンテンツなどにおいては、

その比較対象が同様でないため、価値判断が難しくなってくる。

そのため、伝える方法が重要になってくる。

なぜ、その値段なのか、どういう工程を経ているのか、制作にかかるコストはどうなのか。

これからは、商品やサービスを外に向かって伝える「伝え方」が経営を左右すると思う。

当然、モノが良いということが前提で。

0923

今のやっている方向性が正しいかどうか、

また、

社会の中でその役割を果たすべきなのかどうかの

判断のひとつとして、

「心が躍っているかどうか」

「わくわくするかどうか」

を念頭に置いている。

これがなくなってこなす仕事になった瞬間にBRESTは機能不全となる。

だから、常に新しいことにチャレンジしていきたい。

0923

日本三名山「富士山」「白山」「立山」のうち、

「白山」に先日登山したので、今回は「立山」に行った。

立山といっても、立山という独立峰はなく、

狭義では雄山[おやま](3003m)

大汝山[おおなんじやま](3015m)

富士ノ折立[ふじのおりたて](2999m)、

の3峰を指すことが多い。

今回は、雄山を目指して行ったが、あいにくの天候と寒さのため、

結局、ミクリガ池・地獄谷方面から2時間ほどかけてのトレッキングにした。

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登山での達成感は今回はなかったが、

非日常的な世界を体験できる時間は何ものにも変えがたい。

家族と過ごす時間に置いても常に仕事のことばかり考えてしまって、

今を大切にしていないことが自分は良くある。それは本当にまずいこと。

今目の前にある瞬間を楽しくいくことと、

今させていただいている仕事との切り替えは常に大切。

けど、

違った世界を見ることが結果的に仕事に繋がってくる。

0921

先週一週間、色々な出会いやご縁があり、

チャンスや期待を頂いた。

それらは全て仕事以外のところから始まっている。

仕事以外の範囲とは、

提案書を引き下げて「お仕事をさせて下さい」とまわったところで、

成約に結びつくことはほとんどない。

それよりも、仕事が発生するとかしないとかそんな付き合いでなく、

仕事と違った話をしたり、遊んだりしているほうが、意外な繋がりで

結果的に仕事になるということのほうが多い。

ゴルフの打ちっぱなしにも不動産屋や保険のセールスが自然なカタチで

練習に来ていて、実は営業目的だということも聞いたりする。

下心ありのそれは、出会いの場と捉えるのか、潜りなのか難しいところ。

ただ、仕事とか関係なく、目の前にいる人を満足させて魅了する人が、

仕事でも家庭でも信頼を勝ち得ていると思う。

だから、どんなタイミングでどんな人と合ってもいいように

常に心の準備だけはしておきたい。


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