1月, 2017 | BREST Weblog / by Shuichi Miya
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Monthly Archive: 2017年 1月

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仕事をしていく上で、テンションを整えることは大切だと感じる。どうも最近リズムがしっくりこないなー、って感じた時は、以下の3つに立ち返るようにしている。

https://brestbrand.com/blog/3427

これにさらにひとつ付け加えるなら、

【文字を書く】

スマホやPCでなく、手書きで白紙の紙に思ったことを書いてみる。最初はキーボードに打つことに慣れていると何も書けなくなってしまうけど、別に綺麗にまとめようとせず、文法など気にせずただ思うままに書いてみる。最初の1行が書ければ勝ったも同然。そうすると、気づかなかったこと、何となくぼんやりしていたことに輪郭が浮き出てくる。その時は、できるだけ一人の時間をとりたい。

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目標設定がズレていたり、相手のことが見えていなかったり、本当はどうしたかったのか。などが浮き出てくる。

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イヤホンからアドバイスが聞こえてくるわけでも、人が勝手に何かを運んできてくれるわけでもない。

DSC06427自分と向き合い、まずは行動することから、新しい展開がはじまるのだろう。

 

p.s.

自分のボキャブラリーの少なさにがっかりすることがよくあるので(過去のことはほとんど忘れてしまうので笑)、最近はビジネスやデザイン系の本ではなく、小説をあえて読んでいる。繊細な感情や目線を取り入れたくて笑 川村元気氏、同じ年であの感性と文章力すごいなーって思う。

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その時は単なる一コマとしてなんの繋がりもわからなかったものが、あるときそれが点と点で繋がり、紐付き張ってくる。

 

先日、神奈川県民ホールギャラリーで開催された「5Rooms ― 感覚を開く5つの個展」に足を運んだ。

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私たちは日々、頭で多くの物事を判断し行動しているが、「頭」はあらゆる事をコントロールしたがる性質があり、ともすれば自分の「心」で感じたことにさえ干渉しようとする。今展では「頭」でつくられたテーマではなく、「心に響くか」という直観によって選ばれた作家達の作品群が見られる。磁器、漆、写真、シルクスクリーン、インスタレーションと、用いる素材も技法もそれぞれ異なるが、真摯に制作に取り組み、私たちが生きている「今」に向かってメッセージを投げかけている。

「在る」ことへのアプローチ 
として、染谷 聡氏、齋藤陽道氏による筆談トークが行われ、非常に興味深かった。

齋藤陽道さんは、生まれたときからほとんど耳が聴こえないということもあり、紙に会話内容をマジックで書いていき、それをスクリーンに写して、トークするというもの。

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クラムボンやミスチルなどアーティストからも撮影依頼を受ける気鋭の写真家で、個人的にも、その作品や考え方、また被写体への捉え方にとても共感するし、写真自体もすごく自分の好きなトーン。

 

また、小野 耕石氏 ≪Hundred Layers of Colors≫2016  も 感覚を開かされる作品で印象的だった。

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数日して今日、クライアントの工場に足を運んだ。クリエイティブでの表現を求められている仕事のヒントを求めて。最近(というか別に今に限ったことではないが)、プランや方向性、切り口が見えない時は、だいたいモヤモヤしたものがずっとまとわりついているような感覚になる。それは、職業病のようなもので、以前は暗いトンネルを一筋の光を求めて暗中模索していると感じていたけど、体に纏わりつくと表現したほうがしっくりくる。

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いくら考えても、話し合っても、出口や答えが分からない時は、現場・現地に行くことに限る。

IMG_4879 それが、時として無駄だと感じることがあったとしても。

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でもいざ”ポイントに”行けば、予想に反して直感的に心が躍る。

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本当にクライアントが求めていること、また”その先に繋がるもの”は何なのかをゼロベースにしてフラットに捉えると、以外にも近い場所から、”これまでの引き出し”と結びつけてくれることがある。

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切り口や方向性が見えると、あとはプランを詰めて行動するだけなので心地よくワクワクする。「感覚を開く5つの個展」で見て感じたそれと、今抱えている仕事のそれが、紐付き、糸が張ってきた。あとはその糸の上にボールを乗せて弾ませていきたい。

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本日5日より仕事始め。

休み明けって、なかなか仕事のリズムやテンション掴めないですよね。

僕も今日午前中はそうでしたが、やっぱり人と会って関わると一気に戻ります。

今年一発目は、昨年からお世話になっているF社の全体会議で、ブランディング方針発表の役目をいただき、みんなと共有できて大変有意義な時間でした!

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F社は、「一人ひとりと真剣に向き合って人を大切にし、個性を尊重して活かし、人の面白さと深さがある」会社で、これから、独自のビジネススタイルを構築していこうという段階です。オリンピック候補の社員もおり、今年の抱負では、心からの言葉と熱意に胸に響くものを感じました!これからが楽しみです。

 

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それぞれの企業には、こうなりたいというビジョンや目標や夢があって、ブランディングではその目標と現実のギャップを共有し、逆算してどうしたら目指すべきところへ行けるかを一緒に考えるところがスタートで、そこで見えた課題をクリエイティブ力で理想に近づけるお手伝いであり、その工程でクライアントと一緒に夢を見て一緒に実現を喜べることが、私たちの最大の歓びでもあります。

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あけましておめでとうございます。

昨年は、大変多くの素晴らしい、素敵な方々とお仕事をご一緒させていただき、個人的にも印象深い一年でした。本当に感謝です、ありがとうございました。そしてまたこれからはじまる白紙の日々が、一つひとつの貴重な出会いと瞬間の積み重ねでまだ見ぬ色に彩られていくことを楽しみに、今年をスタートしたいと思います。

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p.s.

年末京都に行ってきましたが、そこで入ったお店の壁に飾ってあった額に、確かこんなことが書いてあったのが印象的でした。

「大切なのは思いやること、もっと大切なのは信じること、もっともっと大切なのはゆるすこと」

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