DIARY | BREST Weblog / by Shuichi Miya
BLOG by Members

Category:  "DIARY"  に属する記事を表示しています。

0126

怒りの出処はどこか。原因や状況は様々だとしても「相手に期待している」ことが根底にあるようだ。「こうしてほしい、こうじゃなきゃダメだ、なんでやってくれないの」SO、相手に期待しているが故に生まれる感情である。じゃあ、相手に期待しなければ、怒りや鬱憤は発生しないのか。SO、期待をやめれば心は穏やかになり、安定した状態でいられる。期待がなくなれば失望することもなくなる。相手に期待しているときの矢印は、自分から他人である。その矢印の状態では、上手くいくものもうまくいかなくなる。他人と過去は変えられない・・・というあれである。矢印は自分に向いていなければいけない。では、一緒の職場や同じ家庭で過ごす場合、単に期待を無くせばそれで済む話なのか。NO、それでは支障は出る。だから「取り決めやルール」が必要となる。気の合う人や自分と感覚が似ている仲間であれば、あうんの呼吸でいちいち取り決めやルールなんて必要ない。多様な考え方の他人同士が、一つの職場、一つの家庭、一つのプロジェクトに集ったときは、ある一定の「仕組み」が要る。その構築には、双方のコミュニケーションと認識合わせが必要であり、時にはツール(アプリやクラウドサービス含む)を活用したっていい。「なあなあ」を取り除く作業は、時として必要なのである。え、私!? いつも怒り狂っています笑

それは冗談ですが、昔よりだいぶ丸くなったなと感じる(20代が100としたら今は30くらいか)なぜ人は丸くなるのか。経験を積むということもあると思う。ただし経験したことない事象が発生したときは自己処理できずに、心穏かでないこともある。日々勉強ですね。

0125

時間感覚の強い人と弱い人がいるという。

例えば、何かの申込み期限があった場合、期限当時の消印で出せば間に合うと思っている人と、申込み開始される前から準備して申込みが開始されたらすぐ提出する人。前者は時間感覚が弱い人、後者は時間感覚が強い人。

例えば、待ち合わせ時間にギリギリか若干遅れる人と、待ち合わせ時間の30分前には到着していないと落ち着かない人。

身内の例でいうと、息子は大事な申込みでも当日消印があればなんとかなるというタイプ。もし郵便になにかあったらどうするのかと不安になる。逆に娘は学校の登校時間の1時間前には身支度を終えてスタンバイしていないと落ち着かないほど時間感覚が強い(どちらも極端すぎるので、ちょうどよく出来ないかと思うが…)

仕事では多くの人が関わる。その場合、時間感覚の強い人も弱い人もいる。だから、期限を明確に決めたスケジュール管理と期限が必要になる。「なるはや」と言った場合、人によって感覚が違うため、両者の認識にズレが生じてしまい、混乱や行き違いが起こる可能性が出てくる。

単純作業や大型のプロジェクトにおいても、スケジュール管理がいかに大切か。それは、お互いの認識合わせであり、その積み重ねが信頼と信用になるということを覚えておきたい。

0117

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログをアップするのは、すごく久しぶりになってしまいました。

昨年は、「経営戦略の論理」を学ぶ伊丹戦略塾に入塾して一年間学ぶ機会をいただきました。この塾は、伊丹敬之先生(一橋大学名誉教授)が講師となり、少人数ゼミ形式のセッションを行うスタイルでした。きっかけは、弊社お客様でもある富士瓦斯株式会社の津田社長(https://andlpg.com)からのお声がけでした。津田社長(東京大学卒)から「私の尊敬する師匠が講師をするクローズな塾がある」との話で、必ず経営にプラスになるからと、飲みながらの場での話がきっかけでした。私自身、これまでさまざまな経営者団体の会や集まりにお誘いいただきましたが、あまり興味がなかったのですが、今回同席していた方が参加するから一緒に行こうという流れから、勢いで入塾することになりました。

結果、行ってよかったなというのが一年間終えての感想で、無事!?卒塾できたことにほっとしております。内容は、事前課題書籍を読み、他社事例や自社事業を経営戦略の論理に当てはめて考え、レポートにまとめて、当日発表とディスカッションを繰り返すことが基本になっておりました。最初は、経営学分野は好きだったのでそんなに苦痛にならないだろうと思っていましたが、事前課題に対して論理に当てはめてレポートを書くことは苦労しました。どちらかというと、論理的思考タイプではなく、直感的に先に行動してしまうタイプなので、論理に触れることは新鮮でもあり難しくもありました。しかし、伊丹先生は、とても人間的で厳しさの中に愛情がある、とても好きな先生だったことが、1年を通して皆勤できた理由でもありました。たくさんの厳しいご指導をいただいたことは私にとっても、会社にとっても財産であり、大変感謝しております。ありがとうございました。

年末、伊丹先生から私宛にコメントをいただきました。全文をアップすることは控えますが、「思いの強い、それだけに扱いにくい塾生でした。しかし、それがいい。・・・・・あなたのような方が、ユニークな構想できちんとしたビジネスとして成功する姿を見たいと思います。大化けして、大きな花が咲くことを、祈ります。」

先生にその姿を見せられるよう、原点に立ち返り、本業に専念していきたいと思っております。新しくやりたいことが出てしまって、中途半端になりがちですが、今はあれもこれも手を出さず、ブランディング、デザイン、Webといったメイン領域を深堀りしていきたい所存です。

(一年間をともに過ごした仲間も、皆さん大きな会社の経営者であり、思考を共有できたことは貴重でした。今度のゴルフも楽しみです!)

 

伊丹 敬之 いたみ ひろゆき

国際大学学長、一橋大学名誉教授。 1945年生まれ、1967年一橋大学商学部卒業 、1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。 1975年、1982年スタンフォード大学ビジネススクール客員准教授。1978年、1982年日経図書文化賞受賞。 2005年紫綬褒章受章、2009年宮中講書始の儀進講者。2017年9月、国際大学学長就任 IT戦略本部など政府関係委員を多数歴任し、東芝社外取締役など数社の社外役員も歴任。

 

1231
今年一年、皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。そして、関係者の皆様、BRESTメンバーのみんな、おつかれさまでした!みんな、ほんとによく頑張ったし、全力で駆け抜けた一年だったと思います。
今年は、コロナウイルス感染症によって、去年の今頃は想像できなかった日々が続いています。ちょうど今年の4月に三島事務所の契約で静岡のホテルにいた時、緊急事態宣言のニュースが流れたときはすごく不安になって、風に飛ばされそうな深い春の隅で、その日から何もかも変わり果て、このまま年末までいったらどうなるんだというこれまで感じたことのない恐怖が襲ってきましたが、ベッドに入ると30秒で寝ていました笑
でも、間違い探しの正解の方じゃ出会わなかった、きっと出会えなかった世界だと思う。
BRESTにとっても、10年に1度の転換期だったんじゃないかと感じています。その瞬間瞬間は、辛いことも大変なこともあったけど、瞬く間に変わった淡い靄の中で、自分たちが貫いた意思が、微力でも相手の胸にほんのちょっとだけでも届いた一年だったと思います。振り返れば、点と点が繋がって次なる線になり、やがて面になって広がっていくと信じてます。
BRESTを創業してから12年が経ちましたが、ベンチャー企業としての挑戦は、今年が0年目のようで、来年は1年目のような感覚です。みんなのポテンシャルは計り知れないので、それが発揮できる環境をさらに作っていきたいと思います。
自社開発サービス「In ART(https://in-art.jp)」をリリースできたことも、すべては日々のみんなの積み重ねがあってのことだし、今もこうして仲間と共に仕事ができることに心より感謝しています。年明けからは、新たな自社サービスもリリース予定で、また新たな仲間も3名加わり、より楽しくなりそうです!
本年も大変お世話になり、ありがとうございました。来年もいかなる環境でも自分たちがやるべきことを見据え、集中と選択によって、時代を切り開いていきたいと思います。どうぞ引き続きのご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
0414

当たり前だった日常が一瞬にして当たり前で無くなりました。

昨年末から遠隔での環境やフレックス制など働き方を整えてきていましたが、さすがにテレワークの導入にあたって、ここまでのスピードで動くとは全く思いませんでした。ついこの前まで、事務所にみんながいて、顔を合わせてあーだこーだやっていたのに、その日常も今では遠隔によって考えられない状況です。誰もいないオフィスを見渡すと感慨深いものがあります。しかし、悲観的なそれとはまた違う、この変化をいかに受け止めて、これまでの考え方や在り方を変えらるか、なんとも言葉にしづらい、初めての感覚の中で動いています。そして、心の中では、ザ・ブルーハーツ「情熱の薔薇」の歌詞が流れています。

永遠なのか本当か 時の流れは続くのか
いつまで経っても変わらない そんな物あるだろうか

見てきた物や聞いた事 いままで覚えた全部
でたらめだったら面白い そんな気持ち分かるでしょう
答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
涙はそこからやって来る 心のずっと奥の方

なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう そんな気持ち分かるでしょう
答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
涙はそこからやって来る 心のずっと奥の方

情熱の真っ赤な薔薇を 胸に咲かせよう
花瓶に水をあげましょう 心のずっと奥の方

今は、スピードが重要だと考えています。大事な経営判断はすぐに役員間でチャットワークかテレビ会議にて数分で決定して動く体制をとっています。その場合、意思疎通が大切になるので、それぞれの認識を合わせるためにオブラートな表現よりも、端的なわかりやすい表現が重要になると考えています。また、東京オフィスではテレワークを実施して1ヶ月が経ちましたが、多少の課題はありますが、大きな不都合はなく動いています。

 

今日から石川オフィスでもテレワークを実施します。これまであった研究開発投資制度の範囲を拡張し、在宅勤務環境を整えるための費用(正社員1人につき3万円)を充てられることにしました。仕事環境を整えて、生産性が逆に上がる機会として捉えています。すべては誰も経験したことのない状況であり挑戦です。正しいか間違っているか判断している間に機を逃してしまいます。この場合、経験則よりも直感とブレそうになった時に意見してくれる仲間が大事だと感じています。そして何より信頼できるメンバーと共に、この一瞬も仕事を一緒にできることに感謝しています。この状況を皆さんと一丸となって乗り越えるべく、現実に起きていることと戦っていきたいと思います。

 

 


PAGE TOP