感性とか感受性とか | BREST Weblog / by Shuichi Miya
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0502

先日、久しぶりに高校時代からの親友から電話があった。

彼は某銀行に勤めていて、金沢〜大阪、今年東京に転勤となり、

ここ2、3年会っていない。久しぶりの電話だった。

何という話ではなく、最近どうだ?という内容で、

お互いの近況を電話なのでかるく話し合い、昔話などで爆笑していた。

そこで、彼から出た何気ない言葉が印象的だった。

「お前のばあちゃん元気か?」という一言。

彼は、僕のばあちゃんに1回しかあっていない。

大学時代、友人数人と夜中まで僕のばあちゃんちで飲んでいたとき、

みんなでウイスキーロックのイッキ勝負になって、彼は完全に潰れて、

夜中の4時にばあちゃんも起きてきて、みんなで看病することになったことがあった。

その記憶から、あの時ばあちゃんにも迷惑かけたけど、最近元気かという話だった。

何気ない昔の思い出話ではあるが、

そこで、相手の状況や近況を感じて、気が回るというか、感じられるというか、

うまく、表現できないが、その言葉に、

人間の深さのようなものを感じた。

僕が逆の立場だったら、おそらくそんな言葉は出てこなかっただろう。

よく思う、感受性という言葉が適切かどうかはわからないが、

相手のことを汲み取ったり、感じ取ったりすることに僕は欠けていると。

自分の感覚から何かを発していくことが感性とするならば、

他人の言動に対して何かを感じる感受性が足りないということに、自分でも気づく。

別に難しいことを考えたい訳ではないが、

要は、

感受性を豊かにできるように、少し意識してみようと思ったという話。

オチなし!

 

 

 

 

 

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