仕事をしていれば、誰かしら人と会い、
話をしてコミュニケーションをとっている。
それは、社外でも社内でも。
当然、みんな自分と全く同じ考え方や感性ではないので、
常に ”心の擦れ” が起きている。
それは、筆で撫でられるほど感じるか感じないかの微々たるものから、
紙やすりで表面を擦るほどの感じるもの、もしくは、
カンナで削られるほどの大きな衝撃があるものまで。
個人的には、その ”擦れ感” が日々の充実と成長を与えてくれるのだと思う。
もし、それが無く、フラットなものであれば、さみしい。
クーラーの効いた快適な部屋で、高校野球の一喜一憂を
見続けているだけ(傍観)では、得られない。←ただ、今年は面白いw
擦れた時に出る破片は、感情や葛藤として飛び散り、
それによって、いずれカタチが出来上がる。
与えられるものではなく、
自ら飛び込んで、何かを欲することで感じるのだろう。
決して、WAITなスタンスでは齎されない。
これは「個人」だけでなく「企業」という法人格でも同じかもしれない。
伸びている企業や時期は、常に「擦れ感」によって、揺さぶられている。
揺さぶられの渦中は、充実とはまた違ったように感じるかもしれない。
けど、伸びていない企業や時期は、揺れない。
もっと、自ら擦れまくり、揺らしていこう。