今日は、テクニック的な話をしよう。
HPやSNSなどで、自分のプロフィール画像をアップするシーンが多くある。
その画像が相手に与える印象を大きく左右するのも事実。
そこで、フェイス率が重要になってくる。
フェイス率とは、画像全体(枠内)における、体に対する顔が占める割合。
同じ写真を使ってもフェイス率によって、与える印象が変わってくる。
一般的に、フェイス率が高い場合(枠内1に対して、0.7以上)は、
その人の知性や人柄、また志や意思が強調される。
また、フェイス率が低い場合(枠内1に対して、0.4以下)は、
その人の身体的や官能的(雰囲気)が強調される。
photo by Shuichi Miya
さらに、
左右に余白を持たせることで、余裕やゆとりを出すことができ、
逆に真正面にすることで、厳正的、真面目さを出したりする。
なので、写真を撮る時だけでなく、トリミングひとつで印象が変わってしまう。
これは、ゲシュタルト心理学の中心概念である、
プレグナンツの法則にも由来される。