魅力的な話し方をする人や、人を惹きつける人がいる。
スティーブ・ジョブズしかり、小泉純一郎やTEDに出ている方、またアーティストでは甲本ヒロトであり、尾崎豊であり、ワンオクのtakaであり…。そこに共通するものは、何か。それぞれの個性やキャラ、はたまた情熱や反抗ということもあるが、そのもっと前提にあるもの。それがこの動画を夜な夜な見ていて、すごくストンと腑に落ちた気がする。
https://youtu.be/j_EBBaYX7A8
かなり長い動画だが、非常にわかりやすく見入ってしまう。43分頃の小泉純一郎さんの言葉がすごく意味深い。「公の憤りがなければいけないんだ」と。単に、怒っているわけでもなく、大声を荒げているわけでもなく、感情的になっているわけでもない。何かを変えたい、このままではいかんという気持ちが憤りとして表現され、それが熱を持った生きた言葉として、また使命(MISSION)として外に発せられている。
上手く話す、上手く文章を作る。それ以前に憤りがなければ伝わらない。これは、企業におけるブランディングにも共通するなと感じる。継続的発展が企業経営の前提のもと、広義では社会全体に対して、また狭義には目の前の相手に対して、より良くなっていくために、自分たちはどういった価値が提供できて、何をすべきなのかと。
ふと自分に問いかけたい。「今、憤っているのかと」