伊丹戦略塾 | BREST Weblog / by Shuichi Miya
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あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログをアップするのは、すごく久しぶりになってしまいました。

昨年は、「経営戦略の論理」を学ぶ伊丹戦略塾に入塾して一年間学ぶ機会をいただきました。この塾は、伊丹敬之先生(一橋大学名誉教授)が講師となり、少人数ゼミ形式のセッションを行うスタイルでした。きっかけは、弊社お客様でもある富士瓦斯株式会社の津田社長(https://andlpg.com)からのお声がけでした。津田社長(東京大学卒)から「私の尊敬する師匠が講師をするクローズな塾がある」との話で、必ず経営にプラスになるからと、飲みながらの場での話がきっかけでした。私自身、これまでさまざまな経営者団体の会や集まりにお誘いいただきましたが、あまり興味がなかったのですが、今回同席していた方が参加するから一緒に行こうという流れから、勢いで入塾することになりました。

結果、行ってよかったなというのが一年間終えての感想で、無事!?卒塾できたことにほっとしております。内容は、事前課題書籍を読み、他社事例や自社事業を経営戦略の論理に当てはめて考え、レポートにまとめて、当日発表とディスカッションを繰り返すことが基本になっておりました。最初は、経営学分野は好きだったのでそんなに苦痛にならないだろうと思っていましたが、事前課題に対して論理に当てはめてレポートを書くことは苦労しました。どちらかというと、論理的思考タイプではなく、直感的に先に行動してしまうタイプなので、論理に触れることは新鮮でもあり難しくもありました。しかし、伊丹先生は、とても人間的で厳しさの中に愛情がある、とても好きな先生だったことが、1年を通して皆勤できた理由でもありました。たくさんの厳しいご指導をいただいたことは私にとっても、会社にとっても財産であり、大変感謝しております。ありがとうございました。

年末、伊丹先生から私宛にコメントをいただきました。全文をアップすることは控えますが、「思いの強い、それだけに扱いにくい塾生でした。しかし、それがいい。・・・・・あなたのような方が、ユニークな構想できちんとしたビジネスとして成功する姿を見たいと思います。大化けして、大きな花が咲くことを、祈ります。」

先生にその姿を見せられるよう、原点に立ち返り、本業に専念していきたいと思っております。新しくやりたいことが出てしまって、中途半端になりがちですが、今はあれもこれも手を出さず、ブランディング、デザイン、Webといったメイン領域を深堀りしていきたい所存です。

(一年間をともに過ごした仲間も、皆さん大きな会社の経営者であり、思考を共有できたことは貴重でした。今度のゴルフも楽しみです!)

 

伊丹 敬之 いたみ ひろゆき

国際大学学長、一橋大学名誉教授。 1945年生まれ、1967年一橋大学商学部卒業 、1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士課程修了。 1975年、1982年スタンフォード大学ビジネススクール客員准教授。1978年、1982年日経図書文化賞受賞。 2005年紫綬褒章受章、2009年宮中講書始の儀進講者。2017年9月、国際大学学長就任 IT戦略本部など政府関係委員を多数歴任し、東芝社外取締役など数社の社外役員も歴任。

 

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