DIARY | BREST Weblog / by Shuichi Miya - Part 23
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上手い文章や、いい本を見ると

「あー、それ言いたかった」

「そう、そうなんだよな」

って共感する。

 

けど、先に自分がそれを言葉にしていたわけではなく、

言われて初めて気づく。

 

その、普段なにげに感じていること、

肌感覚で感じたことを言葉にできるかどうか。

 

コピーライターのコピーとは、文章という意味もあるが、

複写するという意味もある。

 

ある有名なグラフィックデザイナーは、

「優れたデザイナーは脳で考えたことを複写するのが上手い」と言う。

 

文章を書くことを仕事にしているプロは、

感覚を複写することに優れていなければいけないし、

普段からそう意識して練習することが大事なんだろう。

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今から1年ほど前のある朝、

1人タリーズでcoffeeを飲みながらPCをしていると、

斜め向かいのソファのほうから話し声が聞こえてきた。

 

話は、世界情勢や金融経済など…。

どんな人かと見ると、60代ぐらいのオジサン2人で、

1人は白髪に仕立ての良さそうなシャツに、

決して派手ではないが、センスある腕時計と靴。

もう1人はお固そうな、けどおおらかな雰囲気のある方。

 

別に聞き耳を立てていたわけではないが、自然と会話が耳に入ってくる。

会話の中からなにか知的な印象を受けた。

 

何をしている人かな〜と思い、

おそらくどこかの会社の経営者なんじゃないかなと勝手に想像した。

なんでかわからないけど、その時はお話してみたいなと。

けど、いきなり声をかけるもの変だし、

僕もそこまで積極的ではないので、そのまま帰ろうかなと思った。

けどなんか気になって何度も声をかけようか、

けど実は怪しい人だったら、怖い人だったらどうしよう、

やっぱり帰ろうかと心の中で思っていた。

 

ただ僕の性格上、積極的でないのに

「行かなくて後悔するぐらいなら、行って失敗したほうがいい」

といういつもの想いから、思い切って声をかけた。

 

「こんにちは」と言って名刺を渡した。

怪訝な顔をされるかなと思っていたのは一瞬で、

じゃあ、こっちに座ったらと言ってもらい、

どんな仕事してるの?と聞かれたので、少しお話した。

 

話し始めて5分ほど経っただろうか、

お前はいい目をしていると言われ、

白髪のオジサンがいきなり、紹介したい人がいるから

俺について来いといって席を立った。

飲みかけのcoffeeを一気に飲み干し、

先に行くオジサンについていった。

 

それぞれ自分の車に乗り込み、オジサンの車の後ろを走った。

ついた場所は、すぐ近くの野々市役場。

 

役場内をスタスタ歩き、受付のお姉さんたちに挨拶しながら、

その後ろを歩いた。

着いたのは広報企画室。

担当の課長を呼び出し、

いきなり、今から課長にプレゼンしろと言う。

とりあえず、PCがあったのでやっている仕事をお話させていただいた。

 

当時、野々市町から野々市市に変わったところで、

いろんな仕事が想定されたのだろう。

別に仕事をくださいという話ではなかったが、

これもご縁だからと人を紹介していただいた。

 

その後、その仕事はしていないが、

人との出会いはおもしろい。

その方は、元ある企業の社長で今はリタイアしてのんびり暮らしているらしい。

 

先日も、仕事で考えがモヤモヤして行き詰まったりした時、

あのオジサンに話聞いてもらいたいなと思ってタリーズに行くと、

たまたまオジサン5人ほどでしゃべっていたので、アドバイスをもらったりした。

話の幅が広く、経営・海外・お金・女・人間関係とおもしろい。

別に連絡先も知らないが、たまにタリーズで会うと少し茶飲み話をする。

 

今年も1年が始まり、

どこでどんな出会いがあり、誰と出会うか、そんなのはわからない。

それは、引きがあるかどうかにもよる。

じゃあ、引きってなんだ。

ただ、新しいいろんな人と出会うのも大事だが、

今目の前にいる人・お客様を大切にすることが、

引きをもらたしてくれるんじゃあないかと。

さて、自分はできているだろうか。

….…今年もがんばろう!

 

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2013のはじまりに思う。

 

日々に点を打ち続けることが、やがて線になり、目指す先に繋がる。

何かを始めたりやめたりするのは簡単だけど、続けることは容易ではない、と。

例えば、このblogもそう、仕事もそう、勉強もそう、タバコもそう、

早起きもそう、ランニングもそう、・・・・・

よっぽど差し迫ったものがなければできない、弱いものだと思う。

ただ、続けるということが、本当にすごく大切なんだとも思う。

 

「ブレずに、そして、ストレートに いきたい」

これは、BRESTのネーミングの由来。

点を打つ場所と方向を間違えてバラバラだったり、

途中で違うことに手を付けて点が止まったりすれば、

線にならない。

正しい方向にブレずに点を打ち続けて、ストレートな線にする。

 

ブランディングでもそう、

いきなり一発屋勝負で、点を打たずにサッと線を引いても、

そんな線は脆く、すぐに折れてしまう。

ターゲットや目的に向けてガッシリとした点を

正しく打ち続けて繋がった線のほうが強いし、相手に届くのだと思う。

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リンダ・グラットンは、こう言う。

———

ビッグアイデア・クラウドは、自分の人的ネットワークの外縁部にいる人たちで

構成されなくてはならない。友達の友達がそれに該当する場合が多い。自分と

違うタイプの人間とつながりをもつことが重要だ。

———

まさにそうだと思う。

例えば仕事が発生する時、新たなアイデアが生まれる時、人と繋がる時、

いつも一緒にいる人やよく知っている人、また身近な人からよりも、

あまり普段深い付き合いをしていない、けれもど繋がっている人からのほうが、

以外にもあったりする。(逆なような感じがするが、よくよく考えるとそう)

 

よく、カイゴウやダンタイの誘い文句として決まって、

「会には色んな人がいるから、仕事につながるから」と。

「はっ??」

そんな仲間内のなかで繋がって、どーするん?

そこから仕事が発生したことは聞いたことがない。

ただ、それは、

そこに来ている人と繋がっているその先の人とのいずれの繋がりが、

今後活きてくるのであって、自分と同じタイプの人ばかりと付き合うのではなく、

いろんな人と関わり、つながることが大事なんだと思う。

 

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2日間の撮影が無事終了。

前日の天気予報が曇雨ということで、気になっていましたが、

てるてる坊主のお陰で雨ひとつあたらない、絶好の撮影日和。

小松は観測史上最大の大雨だったと、ニュースで知り、

ウソっ!! って感じなぐらい、穴水は晴れでした。

↓ 現代の悪い例。初日終了後、隣を見ると偶然にもこの光景。

オカシイやろって言いながら。珍百景です。

これから具体的な制作に入っていきます!

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