DIARY | BREST Weblog / by Shuichi Miya - Part 32
BLOG by Members

Category:  "DIARY"  に属する記事を表示しています。

1013

「これからどうしようか…、悩む」

という相談を受けることがよくある。

それは、個人としてでも、会社としてでも。

つまり、

モヤモヤした状態で、次の1歩が踏み出せず、

次の一手が打てない…。

 

高度経済成長が終わり、失われた◯十年と言われ、

終身雇用や年功序列が機能しなくなり、

アメリカ型の実力主義もこれまでの日本経営には、

すべてがマッチする訳でもなく、

手探り、模索の、不透明な時代だと言われる。

たしかに、そうだと思う。

これまでのようには行かず、モデルケースもなければ、

参考にする経営スタイルやライフスタイルも多様化しているから。

 

そんな中、先が見えてる会社や人は、みんなが足踏みしている間に、

どんどん突き進んでいる。

現に、UNIQLOにしても、年に200〜300店舗を出店予定など、

想像を絶するスピードで進んでいる。

大きく展開することが良いということではなく、先が見えているから、

できる行動だと思う。

 

さて、モヤモヤに対する答えは、ごくごく簡単なことだと思う。

頭の中で、考えていて想像していることを

 

「押し出す」作業

 

これを行えばスッキリする。

ずっと、「溜まって回転」している状態からの脱出。

具体的には、ありきたりだが、

とりあえず、ノートに書きなぐる。

とりあえず、人に話してみる。

とりあえず、関連する情報を収集する。

とりあえず、かたちをつくってみる。

とりあえず、やってみる。

 

受動的から能動的に思考を変化させなければいけない。

今会いたいと思う人は、今思っていることに対して、必要な人。

そこには、自分から積極的に会いにいくことが大事だと思う。

情報が必要であれば、文献や書籍やネットだけでなく、

県外や海外に足を運んでみる。

 

ビジネスや恋愛や人付き合いでも、駆け引きがあり、

「PULL」と「PUSH」のバランスが大事で、

「PULL」戦略はかなり重要な戦略はいうまでもないが、

こんな時には、「PUSH」に徹することが必要。

 

BREST自身も、モヤッとした想いを、具現化する

そういった部分のお手伝いをこれからもさせていただきたい。

1012

最近は、アドレナリンmaxというか交感神経がアグレッシブというか、

そのへんはよくわからないけど、いいこともそうじゃないことも、

いろいろと感情のブレ幅が大きい日々で、刺激的です。

起きるべくして、起こる出来事はすべて勉強っす。

ある人は「大変」と書いて、「大きく変わる」と言います。←なるほど。

 

さて、

先日はいつもお世話になっている

「トラワレナイのがココチイイ」のDIRECTの内見会。

お施主様のfacebookには、こう書いてありました。以下引用。

 

「いつもお世話になっています ディレクト株式会社 さんから

娘へのサプライズプレゼントをいただきました

仕事も心も最高の皆様です 

四方さんはじめ皆様本当にありがとうございます♪」

 

クリエイティブの中で、お互いが尊重し合い、

良い関係が築かれた中で生まれる信頼と感動。

こういうのは、本当に嬉しくなりますね。

 

 

さてさて 、

昨日は長野県の戸隠古道に行ってきました。

四六時中、仕事のことばかり考えてしまうので、

こういう場所に来ると、何か心がスッキリします。

帰り道、人気のないルートを歩いていると、

野生のサルが目の前に3匹、木の上に1匹!!!

動物園で見るのとは違い、新鮮!!

 

やっぱり「山」は良いです。

 

 

1007

スティーブ・ジョブズを失った昨日のニュースは本当にショックだった。

残念でならない。

今の仕事をしているのも、MacBookとの出会いがあったから。

事務所も見渡せばAppleの製品ばかり。

製品(作品)への賞賛は言うまでもなく、そこへ至る考え方がすばらしいと思う。

 

ジョブズが残した言葉で、特に僕の中に残っている言葉。

 

「何をしてきたかと同じくらい、何をしてこなかったかを誇りたい」

 

単に、「選択と集中」と括ってしまうよりもっと深く、泥臭い部分に、

こだわりや決断できる勇気や想像的確信、そして信念があって言える言葉だろう。

 

ありがとう Jovs

 

 

 

0926

「あれっ、あの人こんなファッションだったかな〜!?」

久しぶりに会う友人で変わっていることがある。

それは、いい風に変わっている時もあれば、その逆もある。

企業イメージもそれと同じで、どう変わっているか。

時代の流れや自社の戦略によって、変化し続けなければ企業は生き残れない。

だた、折角あった良いイメージもひとつの手抜きや判断間違いで崩れてしまう。

例えば、折角HPをきれいにつくっても、その後

お客様が手にする名刺、封筒、チラシが自社制作でイメージが

統一されていない場合もあれば、

伝統ある企業が、間違った判断によって一瞬にして築いてきたものが崩れる、

広報担当者の入替やデザイン事務所や広告代理店、印刷会社、各種媒体の

イメージがバラバラで制作物にばらつきがある…などで

マイナス効果を生んでしまうこともある。

特に、WEB(HP,BLOG,SNSなど)の進化でこれまでよりも、

「見える」「見られる」状態にある。

それは、デザインだけでなくても、文字ひとつとっても。

小さな判断の積み重ねが企業や人をつくっている。

 

と言っている僕も、今日は目が痛くてコンタクトを止めてメガネで出社した。

ボーダーのTシャツと相まって、メンバーのCちゃんに

「それでリュックを背負っていたら完全にオタクですよ」と言われてしまった。

おそらく多少目が痛くてももうメガネで出社することはないだろう。

0907

事務所の前の駅前ロータリーには、いつもタクシーが結構停まっている。

あまり人通りも少ないせいか、運転手どうし車を降りて立ち話をしている。

ずっといつくるか分からないお客さんを待ちながら…。

 

僕が学生時代、ホテルでバイトしていた時、観光のお客さんが、

「石川県を観光したいので、1日貸し切りのタクシーを用意してくれ」という

依頼がよくあった。そんな時は、依頼するタクシー運転手リストがあり、

そこから、バイトの身でも独断で誰にするか決めて手配する。

そのリストの中でも、大体依頼する運転手は決まっていた。

その運転手は、独自の観光マップをオリジナルで制作し、

観光で来たお客様を喜ばせるスポットをセレクトしている。

そして、そのプランをホテルや旅行会社に提案している。

同じタクシー運転手でも、

単なるお客様の言われた通りの場所に運ぶだけの仕事なのか、

それとも、その日一日をプロデュースする観光プロデューサーなのか。

 

普通のタクシー運転手は、ただお客さんを待っているというイメージがあるし、

実際、ほとんどの運転手はそうだ。つまり、waitな商売をしている。

 

「waitな商売をwaitじゃない商売に変えることを考える」とおもしろくなる。

 

ホテルで依頼していたタクシー運転手は、車の中でいつくるか分からないお客様を

待っているということはしない。

いつも、お客様を乗せる時間の2時間ほど前にホテルに着き、

ロビーでコーヒーをゆったり飲み、優雅な時間を過ごす。

 

同じ商売でも考え方と行動で、現実は変わってくる。

 

例えば、こんなタクシー会社があっても良いと思う。

タクシー会社自社のHPには、運転手の顔写真と人柄が分かるコメントをのせ、

その運転手が得意な観光コースをマップ化し、おすすめの飲食店や

スポットを紹介する。県外や海外から石川県に入るお客様は、

まず、そのサイトを見て、誰に案内してもらいたいか決める。

良ければ、自然と口コミで広がるネット環境はすでにある。

 

タクシー会社に限らず、飲食店でも、不動産屋でも、小売店でも一緒。

 

まずは、当たり前のことを疑ってかからなければいけない。

 

 

 

PAGE TOP