6月, 2011 | BREST Weblog / by Shuichi Miya - Part 2
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Monthly Archive: 2011年 6月

0614

数年前は、スーツをビシッと着て、バリバリやっていますみたいな

雰囲気がもてはやされ、良い時代もあった。

ちょうど、ファンドやアセットマネジメントが流行り、

ベンチャーで上場を目指しますみたいな感じのとき。

それから、村上ファンドやライブドア事件以降、

雰囲気がガラッと変わったような気がする。

もっと自然体というか、個のスタイルが尊重され、

働き方自体も変わってきている。

今は、そのモデルケース自体これといった単一的、統一的ものがなくなり、

それぞれのやり方やスタイルづくりに試行錯誤している感じがする。

どんなにできる経営者や有名な経営者でもそれがわからない、見えない

という現象が起きているように感じる。

一方、変化に対応し柔軟にアクションを起こしている会社もある。

うすうすと感じていることにいち早く「気づき」

行動に移せる会社が生き残っていくのだろう。

「先を読む力」というより「感じる力」というほうが今は大事な気がする。

 

0614

”任せた”という使い方には二つあると思う。

一つは、

自由と権限を委ねて、その人の知識と能力と発想を信じて依頼するという場合。

もう一つは、

自分で考えることが面倒で頭の中から一旦省きたい場合。

前者の場合、うまくいけば想像以上の効果が生まれる可能性が高い。

ただ大切なのは、環境と道筋がある程度つくられていて、

バックアップ体制が整っていないといといけないということ。

後者の場合は、”任せる”というより、身軽になりたいがための”思考放棄”に近い。

任せる側にとってみればラクでも、もうあと5分でも3分でも考えれば

スムーズにいくことも、この使い方を間違えると物事はうまくいかない。

簡単なようで難しい。

仕事をしていれば、誰でも任せる側、任せられる側どちらにもなる。

その時の頭の中はどうか。頭に、脳に、汗をかいているか。

気をつけていきたい。


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