”任せた”という使い方には二つあると思う。
一つは、
自由と権限を委ねて、その人の知識と能力と発想を信じて依頼するという場合。
もう一つは、
自分で考えることが面倒で頭の中から一旦省きたい場合。
前者の場合、うまくいけば想像以上の効果が生まれる可能性が高い。
ただ大切なのは、環境と道筋がある程度つくられていて、
バックアップ体制が整っていないといといけないということ。
後者の場合は、”任せる”というより、身軽になりたいがための”思考放棄”に近い。
任せる側にとってみればラクでも、もうあと5分でも3分でも考えれば
スムーズにいくことも、この使い方を間違えると物事はうまくいかない。
簡単なようで難しい。
仕事をしていれば、誰でも任せる側、任せられる側どちらにもなる。
その時の頭の中はどうか。頭に、脳に、汗をかいているか。
気をつけていきたい。