現在、制作させていただいている
「エステック不動産投資顧問株式会社」様のHPの公開が
まもなくとなりました。(H23.12.19予定)
エステックさんは、おもてなしの心が行き届いたすばらしい会社です。
今回、社長にインタビューさせていただいた記事を、先行で公開いたします。
不動産屋さんの常識=世間の非常識。「最初に疑ってもらえ」
不動産業界というのは、結構怪しく見られたり、胡散臭そうなイメージを持たれている方が多いのではないかと思います。当社も「エステック不動産投資顧問株式会社」という長い名前からも、よく疑われます(笑)。
ですが、疑われてもいいと思うんです。まずは正しいことを真面目に、そして自分たちが真剣に仕事に取り組んでいる姿を見ていただいて、それから判断してもらえばそれでいいと思います。「信用してください」と最初に言う人ほど信用できない。今日明日には何も生まれなくても、常にお客様のことを考え続けること、またその姿勢を貫くことから本当の「信用」というものが生まれてくるのだと思います。
オリジナルにこだわる。
当社は宅建協会の書式は使わないんです。お客様にお渡しする契約書や重要事項説明書、また調査報告書などは、決まった画一的なフォーマットではなく、すべて自社のオリジナルを使っています。
お客様にお渡しするそれらすべての書類は、我々にとって最大の「見せ場」であり、この「見せ場」を宅建協会とは言え、他人が作ったものを手渡すということ自体、プロとして恥ずかしい行為だと当社は考えております。
お客様は宅建協会が作ったと知れば、公共性や信用性が高い団体ですから誰も一字一句を確認しないんです。しかし、当社オリジナルと知ればお客様は心配になったり、不安になったりしてしっかり確認しますし、当社もお客様に安心していただくために一つひとつをしっかりご説明させていただきます。
当社に依頼していただいた方々に最大限のご対応、ご満足を提供したい。それは書式一つであっても、ご来客いただいた時の接客、事務所の雰囲気一つとっても、気持ちを込めていきたいし、それを感じてほしい。
アンダースローの人に、オーバースローになれと言ってもダメ。
当社は、お客様に対する業務水準を維持向上させるマニュアルはありますが、お客様への提供方法や表現に関する規則やマニュアルなどはほとんどなく、社員の自主性に委ねています。
それは、人それぞれやり方や好みやスタンスが違うわけで個性を潰したり、押さえつけたりはしたくないんです。
アンダースローの人に、オーバースローで速球勝負しろ!と私の好みで押し付けても個性やリズムを失うだけで、お客様にとっていい成果につながらないと思うんです。たとえ、アンダースローで球速が遅くても確実にストライクが入り、三振がとれるようにどうすればなれるかを考えることが重要だと考えています。
(※色々な企業を見てきたインタビュアーから見ても、みんな幸せそうに感じますし、実際そうだと思います。お世辞じゃなく笑)
「この仕事、難しいぞ」と言われてからが仕事。
我々は、お金をいただいて仕事をさせていただいている以上、最高の能力を提供するためにも、最高の脳の状態を維持し、発想し続けなければなりません。そのためには、3つや4つの案を考えて難しそうだからと諦めるのではなく、何百、何万通りも考えてそれでも案がよくなければよい案がひらめくまで考え続けなければいけないんです。
人は「できない」と簡単に言いますが、「できない」と言い切るには何億通りの案を考えて、初めて出せる答えだと思います。そう考えると「できる」というほうが理論上簡単なはずなんですね。
つまりそこまでして、最善のご提案ができるのだと考えています。そのためには、事務所で煮詰まって考えていてどうしようもなければ、別に温泉につかって考えていてもいいですし、高原で頭をリセットして考えるのもいいと思います。お客様は我々の脳に期待している訳であり、夜討ち朝駆けの熱血営業を望んでない訳ですから、それが良い仕事に繋がると信じています。
ただ、それができるのも、一緒に働いているメンバーの責任と自主性がしっかりしているからだと思います。