登山=企業経営? | BREST Weblog / by Shuichi Miya
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0810

昨日、白山に登山してきました。

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息子の誕生日ということで記念登山?として、
家族3人で朝3時半起きで家を出ました。
初登山ということで、正直ハイキング程度の
ちょっとキツめの山登り程度で考えていました。

しかし、

とんだ間違いでした。

山をナメると危険です。
想像以上のキツさでした。

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6時半   別当出合  出発
12時   室堂    到着
13時   室堂    出発
17時   別当出合  到着
約10時間歩きっぱなし。

靴は、足首までホールドできるもので、GORE-TEX製の
Dannerを用意しておいて正解でした。
スニーカークラスだとソールがはがれるという事前情報に
納得しました。
体験談をここに書くと書ききれないほどですが、
前日2.5h睡眠で、日帰りで、6歳の子供連れで、山登り初で、天候雨で、
観光新道からの登山は、いかに無謀だったか行ってみて
よーくわかりました。これは危険行為です。
(しかも登山口に向かう途中の車中で、雨が降ってきて雨天中止を決断し、
食料の半分を車内で食べてしまったが、市ノ瀬に到着すると、みんな雨天決行で、
そのまま帰るのもどうかと思い、雨天決行した次第)

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登山についての体験談をここで書くときりがないのですが
登山中に思ったこと。

登山=経営だと感じました。

まず、山行計画を立てる必要があるということ。
これは、企業でいうところの経営計画と同じです。
いつどこで、どのルートで、いつのタイミングで
到達するのか。そのためにはどんな設備投資(靴や雨具、ザックに食料等)が
必要でどの程度のものをセレクトするか。
また、一歩間違えば遭難や崖からの転落など危険と隣り合わせだが、
到達したときの達成感や実際経験した人にしかわからないよろこびなど、
リスクとリターンについても似ている部分を感じました。

登っても登ってもゴールが見えない、
限界を感じても、そんな限界は自分が勝手につくっている限界で、
本当の限界はもっと先にあるということ、
つらさの中に咲くきれいな花や、
普段見れない景色など。

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みんな生き方自体が傍観者ではなく、
プレーヤーであったこと。

もうこんなつらいのは、二度と嫌だと思う反面、
また挑戦したいという欲望。

山も経営も聞いたり見たりするより、
実際経験しないとその深さやつらさ、
楽しさや喜びはわからないんですね。

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