勝負が決まるとき。 | BREST Weblog / by Shuichi Miya
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朝、何時までに仕事に行かなければと思って、

ギリギリに起きて急いで支度して家を飛び出すのと、

本屋でも寄って、コーヒーを飲んでから行こう、

早く事務所に行って、定時に上がってフィットネスでゆっくりしよう、

では、「時間に管理」されるか、「時間を支配」するか

の大きな違いになってくる。

その後の仕事をどうするか以前に勝負はついている。

 

先日、家に帰ってテレビをつけると、

ニュースステーションで巨人の長野選手の特集をやっていた。

長野選手は、昨年首位打者になって巨人には必要不可欠な存在になっている。

昨年、広島のピッチャーに危険球を投げられ、頬骨にヒビが入った。

その時、病院に運ばれる救急車の中で、

自分のことより、広島のピッチャーが、

これで内角を攻めれなくなって潰れてしまわないかと心配をしていた。

また、5日間戦列を離れ、チームに迷惑をかけてしまって申し訳ないと。

よけられなかった自分が悪いと。

どう見てもよけられる球ではなかったし、本人がそれを一番わかっているはず。

けども、その怒りを相手にぶつけるのではなく、

すべて自分の責任だと捉えている。

スゴいなと思った。

どうしようもできない、不可抗力でも

周りや環境や人のせいにせず、自ら受け止める姿勢が

首位打者という他から一歩抜け出した存在をつくっている。

 

勝負は、始まる前についている。

 

今年のプロ野球は、長野選手の活躍も楽しみ。

また監督では、

パフォーマンスの中畑監督がどこまで深みを出せるのか、

周りを気にしている栗山監督がどこまで勇気をもった決断ができるのか、

を勝手に興味を持っている。

個人的には、来年落合監督が復帰してほしい。

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