その仕事、「自分事」それとも「他人事」 | BREST Weblog / by Shuichi Miya
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0409

仕事を頼む側、任す側になると、

「自分事」としてやっているか「他人事」としてやっているか

よく見えるようになる。

「自分事」としてやっている人は、どんどん成長するし、

期待以上の結果をもらたす。

「他人事」としてやっている人は、ミスも多く期待値を下回る。

これは、技術や要領以前のことで、

捉え方がどうかで、結果は想像がつく。

 

僕もお客様から依頼されると、頼まれる側、任される側になる。

みんなどちらの立場にもなりながら社会は回っているが、

「自分事」にするために、心がけていることがある。

 

ディレクターとして仕事をする時、1人で仕事をするわけでなく、

デザイナーやプログラマー、カメラマンなど数人のメンバーが

関わって進めることになる。

その時、お客様と直接合わないメンバーがいると、ディレクターが

ヒアリングしたことが情報源となる。

誰かから人伝いに聞いて仕事をすることになると、

伝え方を間違えると周りは「他人事」になりかねない。

 

だから、関わるメンバーも極力一度はお客様と会う機会をつくる

ようにしている。そして、出来る限り関係ないかもしれない情報も

伝えるようにしている。

一見、効率的ではないように見えるかもしれないが、

それ以上に大事な「他人事」から「自分事」への転化の意味がある。

 

ただ、

直接会ったりできなくても、直接頼まれなくても、間に誰か入っていても、

「自分事」にできる人がプロだと思う。

自分に直接頼まれていないからとか、会社からの指示だから

という認識で「他人事」になっているようでは、素人以下だろう。

さらに、

プロは、一見つまらなそう、小さい仕事を面白く、価値ある仕事にでき、

素人は、面白そう、大きい仕事を、価値ないこととしてしまう。

 

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