お茶を届けているのではなく、悦を届けている。 | BREST Weblog / by Shuichi Miya
BLOG by Members
0413

北陸新幹線が開業して、はや1ヶ月。

東京出張時に一度だけ乗ったが、ほんとに便利になった。

で、

ふと思う。

 

グランクラスのアテンダントと普通車のワゴンサービス係。

どちらも、根本的にはお客様にサービスする仕事、

飛行機のCAもお客様にサービスする仕事。

また、高級ホテルのサービス係とファミレスのウェイトレス。

仕事内容でみれば、大きな括りでみれば、さほど変わりはないが、

CAやグランクラスアテンダントや高級ホテルのサービスに

憧れる人はいても、ワゴンサービス係やウェイトレスに憧れて、

一番なりたいと思う人は少ない。

付け加えると、ワゴンサービスの”おばちゃん”とまで言われてしまう。

 

その差は、何か。

働く環境、受けている研修体制、対応する相手、

そこで働けるというプライド・・・。

つまり、

誇りという名の価値か。

 

その根底として、

「お茶を届けているのではなく、悦を届けている」

と考えれば、全く違う仕事になる。

 

ということは、

同じ仕事内容でも、その価値を外からも内からも

どう捉えるか、どう考えるかによって、

仕事の価値は変わってくる。

誇れる仕事になるための要素は1つではないが、

それは、結果的にモチベーションという意味に変換される。

 

僕達の仕事は、企業で働く人たちの価値を上げることが

目的の1つでもある。

 

売上至上主義や顧客至上主義から価値至上主義へ。

その言葉は正しいかどうかは別として、

価値を創造し続ける、上げ続ける活動自体がブランディングであり、

結果としてそれがブランドというものになっていく。

 

そして、気づいた時には、

周りが気になってやまないものへ変わっていく。

 

グランクラスにまだ乗っていなのに何を言っている、

とツッコミながら、

ここ最近の春を満喫し、金沢を感じながら。

スクリーンショット 2015-04-13 22.34.35

 

 

PAGE TOP