サービスがインフラ化した時。 | BREST Weblog / by Shuichi Miya
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伸びている会社は、伸び悩んでいる会社と何が違うか。

その要素の1つとして、

「サービスがインフラ化している」ということがある。

 

例えば、セコム(個人的にもこのCMは好き)

うちは、セキュリティしている。

と言わず、

うちは、セコムしている。

という。

 

コーヒーを飲みに行くと言わず、スタバに行くという。

SNSすると言わず、Facebookすると言う。

会社名や商品名、サービス名自体が、インフラになる。

こう昇華された会社は、強い。

他社との比較ではない位置で選んでもらえる。

 

単に名前を売ろうと、知名度を上げようとがんばるのではなく、

インフラ化するためにはどうしたら良いか、という視点も

入れておくと良いかもしれない。

 

インフラ化と言っても、電気や水道、道路や電話回線、医療など、

公共財的なものでなくても、

例えば、20代中心のクリエイティブ系の求人だったら

ウォンテッドリー」というように、

特定の分野でインフラ化している例もある。

恐らく、VCによる投資判断もそういった観点でみるだろう。

 

ただ、想定するターゲットが不特定多数なのか限定的なのか、

目指す方向性や規模、サービスのマーケットによって、

それらは使い分けなければいけない。

 

自社に置き換えて考えてみると、

今の事業活動がはたして良いかどうか、

新たな気づきや行動の判断材料になると思う。

DSC_0205_2

2012.8.28 Česká republika Praha

 

 

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