伸びている会社は、伸び悩んでいる会社と何が違うか。
その要素の1つとして、
「サービスがインフラ化している」ということがある。
例えば、セコム(個人的にもこのCMは好き)
https://youtube.com/watch?v=l81vVHsAgFg
うちは、セキュリティしている。
と言わず、
うちは、セコムしている。
という。
コーヒーを飲みに行くと言わず、スタバに行くという。
SNSすると言わず、Facebookすると言う。
会社名や商品名、サービス名自体が、インフラになる。
こう昇華された会社は、強い。
他社との比較ではない位置で選んでもらえる。
単に名前を売ろうと、知名度を上げようとがんばるのではなく、
インフラ化するためにはどうしたら良いか、という視点も
入れておくと良いかもしれない。
インフラ化と言っても、電気や水道、道路や電話回線、医療など、
公共財的なものでなくても、
例えば、20代中心のクリエイティブ系の求人だったら
「ウォンテッドリー」というように、
特定の分野でインフラ化している例もある。
恐らく、VCによる投資判断もそういった観点でみるだろう。
ただ、想定するターゲットが不特定多数なのか限定的なのか、
目指す方向性や規模、サービスのマーケットによって、
それらは使い分けなければいけない。
自社に置き換えて考えてみると、
今の事業活動がはたして良いかどうか、
新たな気づきや行動の判断材料になると思う。
2012.8.28 Česká republika Praha