SHOTARO YOKOYAMA という若干20歳の男。彼は、池尻にある小料理屋「おわん」(東京で僕の食と孤独を支えてくれている愛すべきお店)でバイトをしており、日中は、すぐ近くの「東京すし和食専門学校」に通っている。今日は、その専門学校の学園祭で彼が鮨を握るということでお誘いいただき行ってきた。
これがまた思った以上に本格的な雰囲気。
技術はこれからさらに磨かれるにしても、その堂々たる振る舞い、そして、みなぎる自信と謙虚な姿勢。また可能性は、未来のSADAHARU AOKIばりに売れていくことだろうことは想像できる。就職先となる会社の日本法人マネージャーも同席し、親心のような気持ちになると同時に、鮨をつまみながら自分が20代だった頃の気持ちと大切なことを気づかせてくれた。旨かった。