DIARY | BREST Weblog / by Shuichi Miya - Part 20
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0609

「このWEBデザインいいな」「この建築センスあるな」「このフライヤーおしゃれ」

と見て感じることと、実際自分でそれを表現するのとでは、

実際はかなりの開きがそこにはある。

意外と簡単に出来そうと感じても、そうそう容易ではない。

 

じゃあ、人にお願いして作ってもらう場合、

ある程度知らなければ、それを伝えることすらできない。

その辺に携わる仕事であればなおさら、

ボヤッとしたイメージや感覚を、言葉で説明できなければいけない。

ここでよく自分の力量の無さに苦しむ。

 

表現する側は、相手の「言わんとしていること」を瞬時に感じ取り、

「それ!」「そう!」と言いたかったこと、出したかった形を

サラッとカタチに「落とし込める」人がプロだと思う。

 

 

 

0605

よく打ち合わせや話し合いで、

「なかなか難しいですよね」

と聞く。そして、

そこに行き着き、そこに落ち着く。

僕はこの言葉は嫌いで、使わないようにしている。

その一言で、すべてが包括され、

できない方向にベクトルが向かってしまうから。

 

「針の穴を通す」

この言葉は、結構好きだ。

そう簡単にはいかない、バランスや寸分の判断を間違えれば、

思うようにいかず、じれったい思いをする。

ただ、意識を高めて(糸の先端を尖らせて)

諦めなければできる(通る)という感覚。

WEB制作にしても、デザインにしても、事業にしても。

ひとつ通したら、また次の穴に糸を通す。

そしても商品やサービスが完成し、成り立つ。

 

例えば、

考えてもどうにもならないことや案がでるすべもない場合は、

それ以上考えても時間の無駄なので、考えるのをやめ、

もっと情報を入れるか、他の方法を考える必要がある。

しかし、

考えれば、どうにかなる、考え足りていないであろう場合、

四六時中考え続け、頭から煙が出るぐらいで、

ズタボロにならなければいけないときもある。

 

今取りかかろうとしているもの、取りかかっているものが、

どちらなのか。

その判断を間違えると、時間の無駄になるか、

次の一歩を踏み出せなくなるので気をつけたい。

写真

 

 

 

0509

ディレクション段階で必要な要素として、こう考える。

 

制作物としてHPやグラフィックツールなどの

「目に見える”モノ”を作ること」

が納品できる成果部分だけど、

それ以前に、

「目に見えない”コト”を固めること」

が大事だと思っている。

それは、制作段階でも常に意識が必要。

 

未来の会社(依頼主)の画が、今にも実現しそうな、

まるでその状況にいるようなほどに鮮明にイメージできるようにすること。

具体的には、

1年後、3年後、5年後にどこでなにをしているか、

日常行動、会社の規模、売上、人数、オフィスの場所を見えるようにする。

 

漠然と思っていることや事業セグメントを整理して、

「行動に移せるようにしてあげること」

だと思う。

どこのだれにどんな商品を売って、

その時、何を見てもらって(HPなのか、パンフなのか、映像なのか)

いくらの受注をしたいのか。

これがハッキリすれば、なぜ今仕事をしているのかがわかるし、

逆算して、

なぜ今、外に向かって発信しなければいけないのか、

イメージづくりをしないといけないのか、

WEB体制を整えないといといけないか、

がわかる。

そして、未来から見た今、そのビジョンを社内で共有すればいい。

 

BRESTは、その相談相手でありたいと思う。

だから、クリエイティブ全般、プログラム全般と同等に、

人材のことから事業計画、費用投下への判断、展開のタイミング、

会社の魅せ方、経営全般を知っていなければいけないし、

そういう部分を求められているのだと感じる。

だから、ブランディングなり、企業イメージを作るには、

単発で考えるのではなく、連動性での考えやスタンスが必要になる。

ただ、お互いの信頼関係があってできることであるということを

再認識しておきたい。

0508

仕事に没頭している時間は、楽しい。

他のことも、周りのことも全く気にならないほどの感覚。

仕事だけでなくても、

何かに没頭し、それ以外のことは考えられないという状況は

幸せなことだと思う。

 

 

新しく何かを始めようとした時、

形になる前の考える時間はサクサク進むわけではないが、

諦めずに、ひとつずつやるかやらないか、ただそれだけ。

今は鮮明にビジョンが見えているから、

何を考えて、何をしたらいいかがよくわかる。

 

村上龍は、Twitterでこうつぶやく。

+                                     +

結局、その仕事に向いている人が仕事をやるときって、淡々とやると思うんですよね。

「醍醐味」とかじゃなくて、仕事というのは淡々とやるものなんですよ。

つらいとか、苦しいとか、これがすごいとかでやっているうちは、

まだ僕はアマチュアじゃないかと思うんです。淡々とやるんですよ。

+                                     +

 

 

さて、前置きはさておき、

今日は、Kayoちゃんの誕生日。

おめでとう!

サプライズで、またも元D社のKさんがケーキを持ってきてくれました。

いつもありがとうございます。

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0430

今、

来月の事務所移動(同じビルの3F→4F)の準備を進めている。

移動する一番の理由は、

 

「常に不足状態にしておくため。」

 

今の事務所だと、5人でちょうどいいサイズなので、

特にいますぐ移動する理由はないと感じるかもしれないが、

余白がなく、足りない状態でなければ、

会社は伸びないと思っている。

だから、「まだ見ぬメンバーの場所」を確保、用意しておく。

別に、人が多ければいいとか、売上を上げ続ければいいとか、

そんな時代ではないけど、イメージへ近づくためにはどうしても

必要な移動と考えている。

 

Facebook社の天井がむき出しで、

常に俺達は未完成で、まだまだ発展途上だというのとは、

規模は違うが、良く分かる。

 

ただ、今後BRESTが仕事レベルや体制がこうなるであろうという状態から

今を俯瞰して見ると、多く見積もってもまだ2%弱の状態。

 

さあ、楽しみになってきた。

 

p.s.

今日は、BRESTカオリーの誕生日。

おめでとう。

元D社のKさんから、サプライズケーキ!

いつもありがとうございます。

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