BREST Weblog / by Shuichi Miya - Part 5
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ライフネット生命の創業者出口治明氏の取材記事 「メシ・風呂・寝る」から「人・本・旅」へ。に共感する。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO19821970Z00C17A8000000?channel=DF070420172353

(以前、出口氏の講演を聴く機会があったが、一瞬で”人”を”会場”を惹きつけるそれは、凄かった)

記事について私見を追記するなら、生産性を上げるための時間の使い方において、物理的な業務負担が一方に集中してしまってはいけない。全体としての業務の割り振りや連動性、一体感が必要になってくる。そのバランスやさじ加減については、経営者との懇談時にもよく話題になるが、答えは一つではなく、各企業の特性に応じたカスタマイズや独自システムが必要になる。そして、根底には、相手を思いやる気持ちがあるかどうかも重要だろう。

 

話は逸れたが「人・本・旅」については、以前、このブログでも書いた「モチベーションを上げる3つの要素」とも想いは連動する。

https://brestbrand.com/blog/3427

しかし、先日新年会で朝5時ということがあり、そのまま翌日は這いつくばって仕事に行ったが、力も出ず、頭も回らず帰ってから自己嫌悪に。そのときに思った、本当に疲れた時は「メシ・風呂・寝る」に限るのだと。

0109

先日、美容室でいつもの美容師とこんな話をしていた。「その人の性格やタイプ・考え方は、目と間合いに現れる」と。

美容師であれば、髪を切るだけでなく、毎日多くの方と会い会話している。そして、その人の好みやタイプを瞬時に掴み、アウトプットとして、技術とクリエイティブで応える。だから、人より敏感に繊細に感じるのだろう。

僕も、面接時においては、最初の雰囲気を大事にしている。その雰囲気というのは、「表情と会話の呼吸」でもある。
それが良いか合うかどうかが一番大事で、その次に技術や経験となる。

デザインに置いては「核心と余白」とも言えるか。考え方は共通している。

 

話は少し逸れるかもしれないが、余白と言えば、以下記事が面白かったので一部転載する(Webmagazine_GQより)
自動車ジャーナリストの岡崎五朗氏とアウディのデザインも手がけた和田智氏の対談。


和田─日本人は〝ない〞ことを怖がるんですよ。エディトリアルデザインでもそうだし、クルマのデザインでも、例えばボディサイドの余白が怖いとかね。日本メーカーは、とくに経営陣は、その余白に耐えられないんです。普通に見られるのが怖くて。ドイツはメーカーもユーザーも余白のもつ深みや強さに価値を見出すような教育を受けているんだと思います。

岡崎─そういえば、週刊誌とかは余白が少ないですよね。

和田─デザイン本になればなるほど、グラフィックの哲学や思考が入って、余白は増えます。僕はクルマは鏡面だと思っているんです。ガレージから出てきたクルマがパブリックな場所に出ていって、社会を映す鏡になる。実際に景色がボディに映り込むという意味でも鏡だし、いまの社会の時代的な美意識を可視化している。トヨタ車や日産車のボディサイドにはたくさんのラインがあって、面をねじりまくってます。そうなると、映し出される風景も歪む。なんか、社会を反映しているデザインなのかな、と思ったりします。僕は〝普通の原理〞をドイツで学んで帰国後にいろんな人に話しましたが、わかってくれる人ばかりではありません。

岡崎─たくさん線を引いて複雑な面構成をしたほうがデザイナーがよく仕事をしているということになるのかな? 有名な書道家が、漢字の「一」が一番難しいと言っていたけれど、それと似ているかもしれませんね。

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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨晩、金沢から東京に戻ってきてテレビをつけると「レ・ミゼラブル-終わりなき旅路-」がちょうど始まり、思わず見入ってしまい涙しました。素晴らしいドラマでした。

さて、今日から仕事始めの方も多いと思います。年始は皆さんどのような気持ちで仕事に向かわれるのでしょうか。僕は、昨日の新幹線の中でこんなことを考えていました。

人間、楽をしたがる性質を持っている。だから、自分で自分を律する必要がある。仕事で楽をするとその負担は、誰かにのしかかる。相手が気持ちよくクリアな状態で仕事ができるように、自分の持ち場を全うする。

—-

楽をする。

楽を覚える。

誰かに負担がかかる。

信頼をなくす。

脳や体が衰える。

表情や会話に現れる。

会社や社会から必要とされなくなる。

衰退する。

—-

努力する。

努力する癖がつく。

みんなの負担が減る。

信頼を寄せる。

脳や体が鍛えられる。

表情や会話に現れる。

会社や社会に必要とされる。

繁栄する。

以前、あの松井秀喜も「僕はすぐ怠けてしまうから・・・」と話していたことを覚えていますが、それでも結果を残したのは、人の見ていないところ、見えないところでの努力があったからだと思います。

「今日一日、やり切った」と言える日々を過ごしていきたいものです。

元旦に見た富士山は、堂々として綺麗でした。

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本年も皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。今年は創業10周年という節目でもあり、僕も29歳で創業してからはや39歳となり、来年は40歳かと思うと時の流れの速さを感じます。当時の1人とは違い、今は14名の仲間と一緒に仕事ができていることも、皆様の温かいご支援があってのことと、心より感謝申し上げます。

BRESTは、ロゴの下に「Branding」と筆記体で書かれています。当初は、ロゴに入れるのは恥ずかしいという想いがあったけど、敢えて入れることでそれに恥じない仕事をしたいという気持ちもありました。まだまだ力不足で理想とするブランディングというものには辿り着けませんが、これからもその理想を追い求めて、BREST一同日々研鑽を積んでいきたいと思っております。

来年には、また新たな仲間が2名加わる予定で、少しでも皆様のお力になりたいと思っております。また、最近お会いできていない方々ともお会いして色んなお話ができれば嬉しいなと考えております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。それでは、良いお年をお迎えください。

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2018.12.3 OFFICE RELOCATION !

Tokyo Branch- nakameguro –

高架下には様々な飲食店や雑貨店が並び、駅前には蔦屋書店が 入居。再開発でより一層盛り上がりを見せる中目黒エリア。東急東横線・東京メトロ日比谷線が利用できる中目黒駅から目黒銀座 商店街を歩いて7分。街に埋もれるように建っている新事務所は、「中目黒に金沢らしさと北欧デザインの同居」をコンセプトにした、木造フルリノベーションの小さな1棟です 。

ご来社いただく際は近隣を散策しながら、インスピレーションが湧くひとときになれば幸いです。ぜひ皆様のお越しをBREST 一同お待ちしています。

 

今回、事務所移転にあたりお世話になったトランスリアルの飯田様に取材いただきました。ありがとうございます!

http://www.soho-tokyo.com/staffblog/brest

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