BREST Weblog / by Shuichi Miya - Part 30
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0212

京都に行ってきた。

HPの撮影で数年前に走り回ってた以来かな、

久しぶり。

いろいろ勉強になった。

 

京都は、建物と建物の間に隙間がなくピッタリなので、

外から見ると窮屈感がある。

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だから、いかにゆとりを持たせるかを考えられている。

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けど、ただ広く見せればいいってものでもない。

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「間」と「余白」の使い方がちゃんとしているんだろう。

それは、建築だけでなく、のれんやサイン、目に付くグラフィックにも。

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例えば、名刺のデザインや人とのコミュニケーションでも一緒で、

文字をかっ詰めたり、言葉を発し続けても

相手に伝わるかは別。

適度な「間」と「余白」が相手への配慮と心地よさを与える。

ただ、「間」や「余白」が多過ぎると、

人は不安になったり、さみしくなったりする。

だから、適度なさじ加減とバランスが大事なんだろう。

むずかしいことだけど、日々勉強するしかない。

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土曜日、いつもお世話になっている某クリニック様の新年会に

BREST全員で参加させていただきました。

ぜひ余興をというご要望を受け(依頼がなくてもしていましたが笑)

みんなで歌を歌わせていただきました。

衣装は、クリニックのイメージカラーのイエローをベースにした

お手製Tシャツです(1人違いますがww)

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↑この衣装でやり切った笑

盛り上がって何より!

アンコールもいただき(予定通りw)

かなり楽しませていただきました。

今後は、更に精進を積み重ねて参る所存です。

はい、仕事頑張ります。

 

0129

上手い文章や、いい本を見ると

「あー、それ言いたかった」

「そう、そうなんだよな」

って共感する。

 

けど、先に自分がそれを言葉にしていたわけではなく、

言われて初めて気づく。

 

その、普段なにげに感じていること、

肌感覚で感じたことを言葉にできるかどうか。

 

コピーライターのコピーとは、文章という意味もあるが、

複写するという意味もある。

 

ある有名なグラフィックデザイナーは、

「優れたデザイナーは脳で考えたことを複写するのが上手い」と言う。

 

文章を書くことを仕事にしているプロは、

感覚を複写することに優れていなければいけないし、

普段からそう意識して練習することが大事なんだろう。

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今から1年ほど前のある朝、

1人タリーズでcoffeeを飲みながらPCをしていると、

斜め向かいのソファのほうから話し声が聞こえてきた。

 

話は、世界情勢や金融経済など…。

どんな人かと見ると、60代ぐらいのオジサン2人で、

1人は白髪に仕立ての良さそうなシャツに、

決して派手ではないが、センスある腕時計と靴。

もう1人はお固そうな、けどおおらかな雰囲気のある方。

 

別に聞き耳を立てていたわけではないが、自然と会話が耳に入ってくる。

会話の中からなにか知的な印象を受けた。

 

何をしている人かな〜と思い、

おそらくどこかの会社の経営者なんじゃないかなと勝手に想像した。

なんでかわからないけど、その時はお話してみたいなと。

けど、いきなり声をかけるもの変だし、

僕もそこまで積極的ではないので、そのまま帰ろうかなと思った。

けどなんか気になって何度も声をかけようか、

けど実は怪しい人だったら、怖い人だったらどうしよう、

やっぱり帰ろうかと心の中で思っていた。

 

ただ僕の性格上、積極的でないのに

「行かなくて後悔するぐらいなら、行って失敗したほうがいい」

といういつもの想いから、思い切って声をかけた。

 

「こんにちは」と言って名刺を渡した。

怪訝な顔をされるかなと思っていたのは一瞬で、

じゃあ、こっちに座ったらと言ってもらい、

どんな仕事してるの?と聞かれたので、少しお話した。

 

話し始めて5分ほど経っただろうか、

お前はいい目をしていると言われ、

白髪のオジサンがいきなり、紹介したい人がいるから

俺について来いといって席を立った。

飲みかけのcoffeeを一気に飲み干し、

先に行くオジサンについていった。

 

それぞれ自分の車に乗り込み、オジサンの車の後ろを走った。

ついた場所は、すぐ近くの野々市役場。

 

役場内をスタスタ歩き、受付のお姉さんたちに挨拶しながら、

その後ろを歩いた。

着いたのは広報企画室。

担当の課長を呼び出し、

いきなり、今から課長にプレゼンしろと言う。

とりあえず、PCがあったのでやっている仕事をお話させていただいた。

 

当時、野々市町から野々市市に変わったところで、

いろんな仕事が想定されたのだろう。

別に仕事をくださいという話ではなかったが、

これもご縁だからと人を紹介していただいた。

 

その後、その仕事はしていないが、

人との出会いはおもしろい。

その方は、元ある企業の社長で今はリタイアしてのんびり暮らしているらしい。

 

先日も、仕事で考えがモヤモヤして行き詰まったりした時、

あのオジサンに話聞いてもらいたいなと思ってタリーズに行くと、

たまたまオジサン5人ほどでしゃべっていたので、アドバイスをもらったりした。

話の幅が広く、経営・海外・お金・女・人間関係とおもしろい。

別に連絡先も知らないが、たまにタリーズで会うと少し茶飲み話をする。

 

今年も1年が始まり、

どこでどんな出会いがあり、誰と出会うか、そんなのはわからない。

それは、引きがあるかどうかにもよる。

じゃあ、引きってなんだ。

ただ、新しいいろんな人と出会うのも大事だが、

今目の前にいる人・お客様を大切にすることが、

引きをもらたしてくれるんじゃあないかと。

さて、自分はできているだろうか。

….…今年もがんばろう!

 

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0103

 

2013のはじまりに思う。

 

日々に点を打ち続けることが、やがて線になり、目指す先に繋がる。

何かを始めたりやめたりするのは簡単だけど、続けることは容易ではない、と。

例えば、このblogもそう、仕事もそう、勉強もそう、タバコもそう、

早起きもそう、ランニングもそう、・・・・・

よっぽど差し迫ったものがなければできない、弱いものだと思う。

ただ、続けるということが、本当にすごく大切なんだとも思う。

 

「ブレずに、そして、ストレートに いきたい」

これは、BRESTのネーミングの由来。

点を打つ場所と方向を間違えてバラバラだったり、

途中で違うことに手を付けて点が止まったりすれば、

線にならない。

正しい方向にブレずに点を打ち続けて、ストレートな線にする。

 

ブランディングでもそう、

いきなり一発屋勝負で、点を打たずにサッと線を引いても、

そんな線は脆く、すぐに折れてしまう。

ターゲットや目的に向けてガッシリとした点を

正しく打ち続けて繋がった線のほうが強いし、相手に届くのだと思う。

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