BREST Weblog / by Shuichi Miya - Part 43
BLOG by Members
1128

掃除機を革新する「ダイソン」のブランドに対する考え方、

人員構成に対する考え方、ものづくりに対する考え方に共感。

以下引用。

—————————————————–

「ダイソン」という名前は、今や一つの力のあるブランドになっている。それでも、「ブランドには興味がない」とダイソンさん自身は言う。
「ある企業が消費者にどう評価されるかということは、その企業が最後に出した商品がすべて。ブランドなどは関係ない」
ダイソン社の組織上の人員構成で画期的なのは、「デザイナー」と「エンジニア」の区別がないこと。敢えて言えば、全員が「エンジニア」。「サイクロン」の発売まで、5500ものプロトタイプを作ったというダイソンさん自身をはじめとして、みんなが社内で常に何らかの技術に取り組み、実験を続けている。

英国の教育課程では、エンジニアが同時にデザインの視点を持つことが伝統になっているとダイソンさん。そのことが、ダイソン社のような人員構成を組み立てるうえで有利だという。日本ではエンジニアはデザインに疎く、デザイナーは技術に詳しくない。専門性の分離が、イノベーションを妨げている。
大切なのは、いつまでも現場に居続けること。ダイソン社の組織はフラットで、どんな役職の人も居室はなく、みんなが同じ大部屋で仕事をしている。
「手を動かす」、そのような日常の姿勢が、思わぬセレンディピティ(偶然の幸運)につながる。「エア・マルチプライアー」は、全く別の技術の開発中に、偶然空気を増幅できることを発見したのがきっかけだと聞く。

小手先のデザインで誤魔化そうとするのではなく、まさに技術のど真ん中で勝負する。これこそ、日本企業が本当は得意としていたことではなかったか。グローバル化の中でも、浮足立つことはない。伝統の精神を貫けば、コモディティー化が進んだと思われるような商品分野でも、付加価値を生み出すイノベーションは可能なはずだ。
ダイソンさんが強調していたのは、日本の製造業が置かれている有利な状況。英国ではほとんど消滅してしまった部品などのサプライ・チェーンが、日本ではまだまだ健在なのは大変な「プラス」だとダイソンさんは言う。
実際、従来型の掃除機のモデルに固執する英国企業に拒まれ、実機を売り出せないでいたダイソンさんを助けたのは、日本。日本の会社がライセンス生産を始めたことが、ダイソンの掃除機が世に出るきっかけとなったのである。

日本には、おそらくすべてがある。ないのは、ほんの少しの勇気だけ。技術とデザインを結びつける、地道で生真面目な努力が、日本の製造業を復活させる。
ダイソンさんの職人魂に日本人は共感する。器用に振る舞う必要などないのだ。

—————————————————–

引用終わり。

これからますます技術とデザインという開発部分に

力を入れていけるかがカギだと思うし、

日本でも、実際営業という職業は縮小されていき、

開発寄りになっていくのだろう。

現に、エンジニアやデザイナーのみならず、

プランナーやディレクターやコンサルタントなどがいかに

クリエイティブ力が持てるかも大事で、

「顧客へ歩み寄る」から「顧客が歩み寄る」の仕組みの変化に対応している企業と

対応しない企業の差はどんどん拡がっていくと感じる。

1114

久しぶりのブログです。

11月1日から、新たなメンバーKaoryが入り、

楽しく忙しい日々です。

そんな中、以前からずっと行きたかったBRESTみんなでの加賀ツアー。

期限ギリギリの仕事とか一旦置いて、行って来ました。

加賀は、お世話になっている人達がいて、刺激を受けるところで、

感覚をみんなで共有したい、いい場所です。

まずは、NEUTRALでハマケンさんと合流し、

近くのFAISONSさんへ。

写真展を見て、美味しいコーシーをいただきました!

その後、江沼神社と長流亭で自然を満喫し、

そして、みんでarte all arteへ。

締めは小松の吉田ベーカリーに。

 

その後、いつもお世話になっている方々の事務所に寄らせて頂き、

最後は、BREST クロの実家が近くだったので、お母さんにみんなでご挨拶に(笑)。

その他、行く予定だった「東山ボヌール」や「noenth」さらには、

オカフェ」は休みだったので、

次回に持ち越し。一日では足りない町、加賀を満喫しました。

 

1026

先週末、友人のDJ Rhytoくんがプレイするということもあり、

Jazztronicライブ&アフターパーティへ。in FUKUI.

Jazztronic、生演奏はスゴかった。以下、福井ではないが参考↓↓。

アフターパーティ@PROPELLER

DJ Rhytoのスカしぐあいも完璧で笑、いい刺激受けました。

↑↑ブログに当日の動画がアップされています。

1026

11月1日より、BRESTに新たな仲間が加わります!

また新たな展開ご期待ください。


1013

「これからどうしようか…、悩む」

という相談を受けることがよくある。

それは、個人としてでも、会社としてでも。

つまり、

モヤモヤした状態で、次の1歩が踏み出せず、

次の一手が打てない…。

 

高度経済成長が終わり、失われた◯十年と言われ、

終身雇用や年功序列が機能しなくなり、

アメリカ型の実力主義もこれまでの日本経営には、

すべてがマッチする訳でもなく、

手探り、模索の、不透明な時代だと言われる。

たしかに、そうだと思う。

これまでのようには行かず、モデルケースもなければ、

参考にする経営スタイルやライフスタイルも多様化しているから。

 

そんな中、先が見えてる会社や人は、みんなが足踏みしている間に、

どんどん突き進んでいる。

現に、UNIQLOにしても、年に200〜300店舗を出店予定など、

想像を絶するスピードで進んでいる。

大きく展開することが良いということではなく、先が見えているから、

できる行動だと思う。

 

さて、モヤモヤに対する答えは、ごくごく簡単なことだと思う。

頭の中で、考えていて想像していることを

 

「押し出す」作業

 

これを行えばスッキリする。

ずっと、「溜まって回転」している状態からの脱出。

具体的には、ありきたりだが、

とりあえず、ノートに書きなぐる。

とりあえず、人に話してみる。

とりあえず、関連する情報を収集する。

とりあえず、かたちをつくってみる。

とりあえず、やってみる。

 

受動的から能動的に思考を変化させなければいけない。

今会いたいと思う人は、今思っていることに対して、必要な人。

そこには、自分から積極的に会いにいくことが大事だと思う。

情報が必要であれば、文献や書籍やネットだけでなく、

県外や海外に足を運んでみる。

 

ビジネスや恋愛や人付き合いでも、駆け引きがあり、

「PULL」と「PUSH」のバランスが大事で、

「PULL」戦略はかなり重要な戦略はいうまでもないが、

こんな時には、「PUSH」に徹することが必要。

 

BREST自身も、モヤッとした想いを、具現化する

そういった部分のお手伝いをこれからもさせていただきたい。

PAGE TOP