GW皆さんどう過ごされたでしょうか。
僕は、スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドに行ってきました。
スノーピークは、新潟県三条市にあるアウトドアメーカー。
2014年にマザーズ上場、2015年に東証1部上場し、
アップルが視察に来るほどの注目企業。
スノーピーククォーターズキャンプフィールドは、
本社+店舗+キャンプ場が一体となっている場所で、キャンパーの聖地とも言われています。
キャンプやアウトドア好きでなくても、これほどまでにブランドを体験できる場所は貴重です。
心躍り、一瞬にしてスノーピークブランドの虜になります。
今の時代、「ブランドは経験・体験」がポイントになっています。
ブランド論の歴史を見ると、
1950年代〜 ブランドイメージ論(ブランドは広告表現)
1980年代〜 ブランドエクイティ論(ブランドは資産)
1990年代〜 ブランドアイデンティティ論(ブランドは「らしさ」の規定)
2000年代〜 ブランドエクスペリエンス論(ブランドは経験)
と、時代とともに微妙に変化してきています。
まさに、「ブランドとは何か」を肌で感じられます。
今朝、新潟出身のBRESTメンバーのSさんに「スノーピーク行ってきたー」と話したら、
私も以前行って本社見学してきたけど、「めっちゃいいですよね~!」と。
すでに、体験から口コミ、そして共感と、思う壺にハマってしまいます。
キャンプ系のアウトドアブランドといえば、
コールマンやロゴス、モンベルやエーグル、ノースフェースなどありますが、
スノーピークは、それらの2〜5倍の価格ながらも、熱烈なコアファンによって、
支えられています。体験するとそれを選択する意味がすぐに理解でき、
スノーピークの製品を使っていることにステータスを感じてしまうそれは、
一時期の登山ブーム時のアークテリクスにポジションが似ている気もします。
上場してから、どうブランドマネジメントしていくかが、個人的に興味があります。
ポルシェのように、こだわりを貫いて欲しい想いです。
そのスノーピークブランドの製造を支えているのも金物製造の町、燕三条。
金物づくりも体験してきました。
息子とペーパーナイフ、包丁、和釘を製作。
教えてくれる人も講師ではなく職人なので、
息子は大きな声で方言で怒られていました(汗)
さらに、「えんがわ」というカレー・カフェも。
また、余談ですが、
評判を聞いて行った「ひな鳥金子」
住宅街の細い路地を入って行くと、この外観!
入るのをためらいましたが、味は間違いなかったのでおすすめです。
新しい土地にいくと、色んな発見や気づきがありました。