お盆は、みなさんゆっくりできたでしょうか?
僕は、息子と川で遊んできました。
BRESTも今日から営業開始。
まだまだ暑い日が続きますが、
元気に張り切っていきましょう。
セミナーが昨日無事終了〜!
概要
http://www.smrj.go.jp/incubation/i-bird/seminar/079849.html
当初、定員50名のところ、140名ものご参加があり会場から溢れるほど。
主催:独立行政法人 中小企業基盤整備機構 北陸本部
共催:北陸先端科学技術大学院大学 ライフスタイルデザイン研究センター
今回、「3Dプリンターがビジネスを変える!」という大義のもと、
第二部で「デザインによる企業価値向上戦略」というテーマでお話させていただき、
こんな機会を与えていただいたことに感謝。
北陸先端科学技術大学院大学様、中小企業基盤整備機構 北陸本部様、
浜田鉄工所様と一緒に準備から開催までできたことは、
大変貴重な経験になりました。
画像は、浜田鉄工所のキャラクター「鉄ちゃん工ちゃん」を3Dプリンターにて
北陸先端科学技術大学院大学様が今回のセミナー参加者へのプレゼント用として
特別なご好意により作ってくれたもの。
今回のセミナーをキッカケに、今後いろんな展開・発展が想像できます。
楽しみです。
クライアントが100社あるとする。
その時、
サービスを提供する側(企業)が
単に100あるうちの1つだからと考えて接すると、
瞬時に関係は崩壊する。
なぜか、
相手(サービスを受ける側)にとっては、
1社のうちの1社だから。
サービスを受ける側とサービスを提供する側での
感覚の隔たり。
この隔たりの中に、信頼を築くチャンスとリスクが
存在していると思う。
特に、急に伸びている会社や、
仕事量やお客さんが多くなって、
こなすようにさばくように仕事をしだすと、
1:1の感覚と大切さを見失うのだと思う。
それは、コンビニでも飲食店でも美容室でも
どんな職業でも。
これは企業間だけの話でもなく、
例えば、100人いるパーティで、100人いるうちの単なる1人と
捉えて接するのと、
目の前にいる1人のうちの1人として接するのでは、
相手にすぐにその感覚は伝わるもの。
伸びている会社、魅力的な人、よいサービスを与えてくれるところは、
これが自然とできている。
そうであれるように、見失わないように。
備忘として書き留めておく。
例えば、こう考えてみる。
前提
−−−
A=ブランド力がない。 B=ブランド力がある。
どちらも同じ商品。
−−−
A不動産屋がある物件を紹介すると、たいして魅力的に映らないのに、
B不動産屋が紹介すると、魅力的に映る。
A建築会社が建てると、他社だともっと良い物を作るのではと思うのに、
B建築会社が建てると、さすが先端と感じる。
セレクトショップAに置いてあると、目に留まらなかったものが、
セレクトショップBに置いてあると、おっ! と目に留まる。
雑誌Aに載っていると、欲しいと思わなかったものが、
雑誌Bに載っていると、欲しいと思う。
Aさんがデザインすると、たいして良く見えなかったものが、
Bさんがデザインすると、なぜか良く見える。
これがブランドだと思う。
(同じものなので極端だが)
じゃあ、
そこにあるものは、何か。
「期待値」
あの会社がすることだったら、
あの店が選ぶものだったら、
あの人がつくるものだったら、
と、
すでに勝負する前に、決着はついている。
同じものなのに、Aは損をして、Bは得をする。
じゃあ、
この期待値を相手に与えるにはどうしたらいいか。
要素はひとつではないと思う。
例えばそれは、積み重ねであり、バックボーンでもある。
それらが、イメージとなり、期待値として、
人の感覚にしみこまれる。
積み重ねは、一貫性やブレない姿勢であり、
バックボーンは、ストーリーや、基礎、
経歴や学歴だと思う。
学歴や経歴が一昔前より関係ない時代だと言われているが、
たしかにそのとおりだと思う。
いい学校を出たからといって、いい会社に入ったからといって、
幸せになれるかといえば、それはイコールではない。
ただ、
もし子供に、この時代に「なぜ勉強しなければいけないのかと」
聞かれれば、
期待値の話をしようと思う。