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BRESTは、ブランディングというクリエイティブの力を信じている。
これまでのビジネス取引や、付き合い方が当たり前であると思わない。
誰かが作り上げた既存のビジネス構造に、疑問を持ち続ける。
これまでは、それで成り立っていたものが、
成り立たなくなっている現状を変えたいから。
過去を否定したいのではない、
ただ未来を新しく創りたいだけ。
「世の中の仕組みをデザインする」
表面的なデザインを小手先だけでつくる、それっぽくするような、
畳の表替えやクロスの張替えのようなリフォームを必要とはしない。
一度スケルトンにしてから造り上げるリノベーションであるように、
仕組みを「0」から考え直す。
デザインを整え直すのではない、あくまで仕組みを。
BREST Inc.
前職時代から、中小企業の実態を生で見てきて思った。
「もっと、クリエイターの力(クリエイティブ)を使って
いくらでも会社を良く変えていけるのに」と。
ただ、そこにはあいまみえる機会や感覚がなく、
ちょっとした隔たりがあるようにも感じた。
クリエイティブという一見目に見えいない
不確実性がそうさせているのかもしれない。
ただ、時代は4,5年前から大きく変わってきている。
WEBの環境の変化や新しいサービスによって。
よりその隔たりや不確実性が、隔たりなく確実に、
限りなく近づいている。
世の中の仕組みの変化は、ますます加速すると思う。
そんな時代において、
流されない、確固たるスタイルが必要だろう。
先週末、三重県の伊勢市の伊勢神宮〜亀山市の関宿に行ってきました。
伊勢神宮は説明するまでもない観光地ですが、
関宿は、東海道五十三次の47番目の宿場町として栄えたところで、
江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町屋が200棟以上も現存し、
国の重要伝統的建造物群保存地区や日本の道百選にも選定されています。
看板のデザイン、素材を見ていても楽しめます。
素泊まり旅館。土間から居間、そして中庭から射し込む光のコート”間”がなんともいえず、心地良い空間をつくっています。
まるで、イタリアのチヴィタを彷彿させるつくり。ギャラリーからカフェへ繋がる導線と蔵のデザイン質感がいい。
自分の知らない、日本らしい・日本の良い場所がいっぱいあります。
日本人ですらそう感じるので、海外の方であればなおさらだと思います。
昨年、イタリアに行った時、
ローマやフィレンツェやミラノは、観光地としては良いですが、
本当のイタリアを感じることができたのは、
オルヴィエートやチヴィタといった現地のイタリア人が観光で行くような場所でした。
また、ホテルより、B&Bのほうがよりその土地を感じることができました。
海外から日本に来られる時、書店に並んでいる一般的なガイドブックではなく、
こういった場所を知っていただくツールが必要と感じます。
良いものを残し、発信する仕組み。
ずっと、僕の中でテーマとしてあります。
そろそろカタチにするタイミングのようです。
制作において、
ディレクターからデザイナーに具体的な指示をすることは、
まだ見ぬ発想を奪ってしまう可能性がある。
また感覚の押し付けにもなってしまう。
しかし、それはひとつ間違えば、
多大な時間のロスとミスマッチを生む危険性を含んでいる。
お客様からのヒアリングの段階でも、
こんな風に、こんな感じでと、”あえて”お伝えされない場合がある。
制作側のまだ見ぬ発想を奪ってしまいたくないからという、含みがそこにはある。
ただ、ひとつ言える大事なことは、
感じる感覚はどんなに拙くてもできる限り言葉にし、
わかり得る情報はすべて伝える・出すということ。
そこから新たな「道すじがみえて、つくられる」ということだと思う。
言うのと、やるのじゃ全然違う。
例えば、友達同士で何かの会をつくろうとなったとする。
幹事や代表や責任者をやったことない人は、
「会費を集めて、通帳を作って、場所を抑えて、みんなに連絡して・・・」
と簡単に言う。
やったことある人は、その間の細かい見えない大変さをわかっているから、
簡単にはやろうと言わない。
大変さをわかった上で、じゃあやろうと決断する。
事業でも一緒。
こんな時代だから、こんなのあったらいいなとか、
こんなことしたいとか、一杯ある。
ただ、言ったり、思ったりするのと、
実際行動するのじゃ、0か100かの違いがある。
けど、その大変さを考えすぎて行動しないよりも、
ある程度イメージ出来れば、走りながら考えて対応していけばいい。
常に前のめりでいよう。